1998 Fiscal Year Annual Research Report
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10780090
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| Research Institution | Odawara Women's Junior College |
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Principal Investigator |
早川 文代 小田原女子短期大学, 家政学科, 講師 (00282905)
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| Keywords | 食感覚 / 擬音語・擬態語 / アンケート調査 / 用語 / 消費者パネル |
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| Research Abstract |
本研究は、食品の特性や人間の感覚特性を評価する際の有用な情報となるよう、食感覚を表現する擬音語・擬態語を客観化、体系化することを目的とするものである。
今年度は以下の調査、解析を行った。
(1) 用語収集
食感覚表現関連の文献、辞書、辞典等の検索、および食品関係に携わる研究者31名を対象とする自由記述形式のアンケート調査を実施した。その結果、食に関連する擬音語・擬態語192語を得た。
(2) 整理
収集した192語について、食品の感覚評価の専門家数名によるディスカッションを行い、整理した。さらに食品関係に携わる研究者31名を対象とする選択形式のアンケート調査を行い、53語にまとめ、これを「食感覚の擬音語・擬態語」とした。
(3) 検証
消費者パネル830名を対象とするYes-No形式のアンケート調査を行い、収集、整理した用語が食感覚の表現に妥当であるかを検証した。その結果、53語の妥当性が検証された。
次年度は、収集、整理、検証した食感覚の擬音語・擬態語53語について、食物のどのような性状を表現しているのか、また、用語を使用する際の個人差などについて検討する予定である。
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