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1998 Fiscal Year Annual Research Report

UNIX上のコマンドとファイル間の意味的制約・関係を管理するデータベースの作成

Research Project

Project/Area Number 10780174
Research InstitutionJapan Advanced Institute of Science and Technology

Principal Investigator

権藤 克彦  北陸先端科学技術大学院大学, 情報科学研究科, 助教授 (50262283)

KeywordsERモデル / ソフトウェアデータベース / UNIXコマンド
Research Abstract

ソフトウェアオブジェクト間の制約・関係の表現方法確立のための基礎として,ソフトウェアデータベース作成実験の調査・準備を行った.
ソフトウェアオブジェクトはUNIXファイルシステム上のコマンドとファイルに限定し,不適切な設定(例:環境変数MANPAGERに1Sコマンドを設定する)の原因調査を利用目的と仮定した.
1. ファイル,コマンド,環境変数,コマンドオプションに加え,デフォルト値,パスなどのコマンド内部のデータも,エンティティとして定義した.
2. 各エンティティの対に対して,関連を定義した.
例えば,コマンドとファイルには,「読む」「書く」などの関連がある.
3. 意味的関係・制約の列挙を行った.
例えば「manコマンドは環境変数MANPAGERを使う」という関連に対して,「MANPAGERには,フィルタ型のコマンドでなければならない」など.
ただし,この制約は十分では無い上に,これらの制約は単純には一般化できない.例えば,パスという概念に対する制約は,
各コマンドのセマンティクスにより変化するので同一には扱えない.
平成11年度は,3で列挙した意味的関係・制約をより詳細に分類した上で,ソフトウェアデータベース作成実験を行う.

URL: 

Published: 1999-12-11   Modified: 2016-04-21  

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