1998 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
10780182
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Research Institution | Nagoya University |
Principal Investigator |
築地 立家 名古屋大学, 情報文化学部, 助手 (70291961)
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Keywords | アルゴリズム / DNF式 / PAC学習 / 回路 / 深さ / ポアソン過程 / 下界 |
Research Abstract |
1. DNF式の学習アルゴリズムの開発:DNF式で表現される未知の概念を,計算機が自立的に学習するアルゴリズムを開発した.この成果は機械学習理論において国際的な評価を受けたため,IEEE Conference on Computational Complexity (Atlanta,May,1999)において発表する.なお,この成果は垂井淳講師(電気通信大学)との共同研究である. 2.ランダム生成回路の構造解析:ランダム生成回路の深さ,幅,平均路長,出力端子数についての構造解析を行った.この成果は平均時アルゴリズム論,離散確立論の分野で評価をうけ,国際学術雑誌Random Structures and Algorithms(Wiley)に投稿中である.なお,この成果はHosam.M.Mahmoud教授(ジョージワシントン大学)およびFatoxXhafa博士(バルセロナ工科大学)との共同研究である. 3.未知変数発見アルゴリズムの開発:この成果は,IEEE Symposium on Foundations ofComputer Scienceに投稿準備中である.なお,この研究は渡辺治教授(東京工業大学)およびDavid Guijarro博士(バルセロナ工科大学)のとの共同研究である. 4.有限段数回路の下界の証明:Barringtonらの提出した未解決問題(1990)を部分的に解決した.この成果はIEEE Symposium on Foundations of Computer Scienceに投稿準備中である.なお,この研究は戸田誠之助教授(日本大学)の指導の下におこなわれた.
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