1999 Fiscal Year Annual Research Report
納期を重視した実践的スケジューリング法の高度化および汎用化
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10780281
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Research Institution | Osaka Prefecture University |
Principal Investigator |
浅野 誠 大阪府立大学, 工学部, 講師 (50244653)
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Keywords | スケジューリング / 納期設定 / 納期厳守制約 / 稼働停止時間帯 / 在庫コスト / 納期遅れ / メイクスパン |
Research Abstract |
本研究は,納期を厳守したスケジュールを作成するための実践的なスケジューリング方法の開発を行い,その一般的なスケジューリング問題への応用を目的とし,以下の成果を得た。 1.食事や機械のメンテナンスのために,あるいは夜間や休日の操業を避けるために,予め機械に対して設定される稼働停止時間帯を考慮した上で,納期厳守スケジュールを作成する方法,ならびに稼働停止時間帯の開始時刻や終了時刻を調整する方法を開発し,提案した。 2.着手可能時刻を当該機械への到着時刻,納期を製品あるいは次工程への出荷時刻とする,着手可能時刻と納期に制約のある単一機械モデルにおける納期厳守スケジュール作成方法の高度化を図り,在庫コスト最小化問題に対する解法を提案した。 3.単一機械モデルにおける納期厳守スケジューリング方法を,ジョブショップスケジューリング問題へ応用し,メイクスパン最小化問題に対する解法を開発し,提案した。 4.顧客によって事前に設定される納期を重視するために,単一機械モデルにおける納期厳守スケジューリング方法を用いて,納期遅れペナルティコスト最小化のジョブショップスケジューリング問題に対する解法を開発し,提案した。 5.単一機械モデルにおける納期厳守スケジューリング方法を用いて,在庫コスト最小化のジョブショップスケジューリング問題に対する納期厳守スケジュール作成方法を開発し,提案した。 6.単一機械モデルにおける納期厳守スケジューリング方法を用いて,受注のときに納期厳守スケジュールの裏付けに基づいた納期を顧客へ回答するための納期設定法を開発し,提案した。
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Research Products
(6 results)
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[Publications] M. Asano and H. Ohta: "Scheduling with Shutdowns and Sequence Dependent Setup Times"Int. J. Production Research. 37-7. 1661-1676 (1999)
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[Publications] M. Asano and H. Ohta: "Single Machine Scheduling to Meet Due Times under Shutdown Constraints"Int. J. Production Research. 60,61. 537-547 (1999)
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[Publications] 浅野 誠,日野昌樹,太田 宏: "着手可能時刻と納期に制約のある単一機械スケジューリングにおける総在庫コスト最小化問題の解法"日本経営工学会論文誌. 50-4. 226-234 (1999)
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[Publications] M. Asano and H. Ohta: "Job Shop Scheduling to Minimize Total Holding Cost"Proc. of the 15th International Conference on Production Research. 359-362 (1999)
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[Publications] M. Asano, H. Ohta and Y. Takeda: "Scheduling to Meet Due dates and Due Dates Assignment in a dynamic jop shop"Proc. of the 2nd Asia-Pacific Conference on Industrial Engineering and Management Systems. 109-112 (1999)
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[Publications] M. Asano and H. Ohta: "Jop Shop Scheduling to Minimize Total Weighted Tardiness"Proc. the 26th International Conference on Computers & Industrial Engineering. 163-164 (1999)