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1998 Fiscal Year Annual Research Report

部品の信頼性設計とサービス部品管理の研究

Research Project

Project/Area Number 10875032
Research InstitutionKyoto University

Principal Investigator

山品 元  京都大学, 工学研究科, 教授 (20026149)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 水山 元  京都大学, 工学研究科, 助手 (40252473)
Keywordsサービス部品 / 需要予測 / 製品市場残存数 / 部品寿命関数 / サービス部品生産・在庫計画 / 人工知能 / 即能率 / 在庫レベル
Research Abstract

本研究は,耐久消費財メーカが直面しているサービス部品管理問題に関して,過去のサービス部品需要量をもとに将来のサービス部品需要量をできるだけ正確に予測する方法を開発したものである.また,この方法を用いてサービス部品需要の実態を調査することにより,想定すべき製品市場残存数の関数形と部品寿命関数の関数形を適切な範囲で限定し,新製品販売後できるだけ早い時期にサービス部品需要量から,部品寿命関数を同定する方法を開発したものである.これらの研究によって,メーカはサービス部品管理のための具体的指針を得たことになる.
1. 製品の生産時期と生産数量,初期のサービス部品需要量から製品市場残存数予測法および部品の故障密度関数予測法を開発した.
2. 電気製品メーカ,エレベータメーカを中心にサービ及部品需要の現われ方の実態調査を行った.
3. 2の結果に基づいて製品市場残存数の関数形と部品寿命の関数形の適切な設定法を確立し,人工知能の推論のもとになる論理構造モデルの展開とデータの整備を行った.
4. 3の結果に基づいてサービス部品需要量の早期予測法の開発を行った.
5. 以上の結果を踏まえて,在庫レベルと即納率の観点から最適なサービス部品生産・在庫計画を求めるための方法を確立した.
6, この新しいサービス部品生産・在庫計画法と,従来の「過去の需要量のみによる予測法をもとにしたサービス部品生産・在庫計画法」との比較検討を行った.これより,本研究で展開したサービス部品管理法は,従来の方法に比べて,在庫レベル,即納率のいずれの面でも優れていることを明らかにした.

URL: 

Published: 1999-12-11   Modified: 2016-04-21  

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