1999 Fiscal Year Annual Research Report
花芽誘導への光質の単独作用及び植物ホルモンと光質の相互作用に関する研究
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10876052
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Research Institution | Gifu University |
Principal Investigator |
石井 征亜 岐阜大学, 農学部, 教授 (40021711)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
禿 泰雄 (有)バル企画, 取締役(研究職)
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Keywords | 短日植物 / アサガオ / 光質 / 光量 / 長日植物 / パンジー / ペチュニア / 植物ホルモン |
Research Abstract |
1.短日植物への花芽形成における青色光の影響として、アサガオを材料に以下の成果を得、日本生物環境調節学会誌2000年3月号掲載予定となり、要点を以下に記す。 (1)限界暗期近傍の14時間人工光照射で、花芽形成の早さと数の多さは青、緑、赤色光の順であった。なお、青色光の強度が大きいほど花芽形成の早さと数の多さが顕著であった。 (2)限界暗期以上の16時間照射して、青色光のみ花芽形成がみられた。 以上のことは、短日植物が太陽光の季節変動に合致した波長に沿った生殖生長を行っているものと示唆される結論となった。 2.SABA+GA混合処理により、長日植物の花成は促進するが、短日植物では効果が無いことを既に報告しているが、短日植物であるアサガオにホルモン処理して青色光照射した時のみ着花数の増大が見られた。また、長日植物(パンジー、ペチュニア)に青色光照射すると開花が遅れたが、ホルモンと組み合わせることにより、開花遅れは解消された。
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