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1998 Fiscal Year Annual Research Report

成長ホルモン分泌視床下部・下垂体系の放射線による細胞死およびその防御に関する研究

Research Project

Project/Area Number 10877213
Research InstitutionShiga University of Medical Science

Principal Investigator

中洲 庸子  滋賀医科大学, 医学部, 講師 (10135478)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 松田 昌之  滋賀医科大学, 医学部, 教授 (80026947)
仲口 孝浩  滋賀医科大学, 医学部, 助手
中洲 敏  滋賀医科大学, 医学部, 講師 (11135477)
Keywords成長ホルモン / IGF-1 / 間脳-下垂体系 / GRF / 放射線照射 / アポトーシス
Research Abstract

1. 当大学実験実習機器センターに現有の実験用照射装置を用い、ラットの口腔-咽頭部をシールドして下垂体部に20-40Gyの一回照射を行っている。すでに数回の照射と実験により、必要十分な照射量、照射野を決定した。
2. 照射後3か月までの体重、IGF-1値の経時的追跡を行なっている。また、成長ホルモン産生細胞の免疫組織化学的な観察と、TUNEL法を用いたアポトーシスの検索を行なっている。現在までに、アポトーシスの誘導が照射後一定の期間におこっていることをつきとめた。
3. さらに治療群として、照射前よりGRFを投与して成長ホルモン分泌細胞を活性化したのち、同様の照射を行なって検討を開始している。パイロットスタデイでは、対象群と比較して成長障害の少ないことを確認しており、さらにデータを蓄積中である。
ここまでの研究結果は、本年秋の日本脳神経外科学会総会、来年春の米国脳神経外科学会総会で報告する予定である。今後はデータの詳細な検討から、GRF投与量を複数設定することや、追跡期間を延長することも考慮しつつ、組織学的な検討を中心として実験を続行する。

URL: 

Published: 1999-12-10   Modified: 2016-04-21  

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