1998 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
10878020
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Research Institution | Shizuoka University |
Principal Investigator |
八重樫 純樹 静岡大学, 情報学部・情報社会学科, 教授 (30006358)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
小山 真人 静岡大学, 教育学部・理科教育, 助教授 (70183811)
浜渦 辰二 静岡大学, 人文学部・社会学科, 教授 (70218527)
池谷 仙之 静岡大学, 理学部・地球生物進化学科, 教授 (50022223)
白井 靖人 静岡大学, 情報学部・情報科学科, 助教授 (40216172)
山田 文康 静岡大学, 情報学部・情報社会学科, 教授 (40158217)
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Keywords | キャンパスミュージアム / 情報化 / 学際研究 / 人文資料 / 自然系資料 / 情報管理 / 基盤整備 / ミュージアム |
Research Abstract |
本年度は2年間計画の、初年度であり計画遂行のため、特に研究組織の基礎基盤形成を中心に遂行した。なお、本研究は課題が広領域に渡り、資料情報化の問題も重要な視点内にあるため、学内の情報化研究会、および静岡大学キャンパスミュージアム準備会メンバーに参加頂き遂行するものである。本研究は年度後半の追加交付であり、活動時間に制限があったため、来年度に本格活動を遂行する事を目標に、今年度は基盤整備の活動を中心として、以下の研究を遂行した。 (1) 組織基盤形成の基礎指針: ミュージアム資料を客体化するため、、社会・自然史系資料の諸分野研究者の参加を求めた。これは、歴史系-現代情報との情報性質の比較を行う事で歴史系資料の情報特徴を明らかにし、その客体化をはかる方法論を求め、さらに、歴史系資料情報の現代的活用領域の可能性を探る事を目的としたものである。 (2) 調査研究活動: 他大学およびミュージアム関連施設、ならびに資料研究施設等機関の調査研究を随時行った(旅費、その他) (3) 研究設備と基盤形成: 八重樫、白井は、特に、情報系の資料情報管理ならびに情報分析、利用方式研究を遂行するため、その基盤研究として、データ処理システムの研究設備とその整備の基礎研究を遂行した(設備、謝金)。 これら基盤整備の上で、来年度本格研究を行う計画である。なお、静岡大学において、キャンパスミュージアムの準備室の整備も進み、来年度から、準備活動を本格化する。
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Research Products
(7 results)
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[Publications] 八重樫 純樹: "縄文土偶を例とした資料情報化研究" Academia学術新報. 第174号. 41-49 (1998)
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[Publications] 八重樫 純樹: "人文系博物館における資料ドキュメンテーションの諸問題" 情報の科学と技術. Vol. 48 No.2. 68-73 (1998)
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[Publications] 八重樫純樹: "電子ミュージアムの基礎課題" 人文学と情報処理. No.17. 78-84 (1998)
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[Publications] 浜渦辰二: "インターネットは日本現象学会に世界の開けを与える" 現象学年報. 第14号. 253-260 (1998)
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[Publications] 浜渦辰二: "脱環境ホルモン社会:未来の奪回をめざして" アクアネット. 2月号. 78-80 (1999)
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[Publications] 小山真人: "歴史時代の富士噴火史の再検討" 火山. No.43. 323-347 (1998)
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[Publications] 八重樫純樹,他14名: "土偶研究の地平-「土偶とその情報」研究論集-" 勉誠社(「土偶とその情報」研究代表・八重樫純樹), 419 (1998)