2010 Fiscal Year Annual Research Report
チンパンジーにおける顔認識およびコミュニケーション信号の処理の解明に向けて
Project/Area Number |
10F00312
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
友永 雅己 京都大学, 霊長類研究所, 准教授
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
DAHL C.D. 京都大学, 霊長類研究所, 外国人特別研究員
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Keywords | チンパンジー / 顔認識 / 比較認知 |
Research Abstract |
9月から、標記題目についての研究を開始した。特に、チンパンジーを対象に、相貌知覚に関する研究を開始した。チンパンジーに遅延見本合わせ課題によるヒトおよびチンパンジーの顔の弁別を訓練し、テストとして顔の構成要素をすべて同時にではなく、系列的に提示する試行を与え、そのテストでのパフォーマンスを分析している。この操作によって、空間的な配置関係の処理の影響を検討することができる。また、チンパンジーの顔のスキャンの自然なパターンとは異なる順序で提示した場合の影響についても検討している。 得られたデータについては、刺激間の類似性の分析、時系列解析(マルコフ連鎖解析など)によって分析する。
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