2010 Fiscal Year Annual Research Report
国際協力と開発:最貧国の持続可能な開発の課題について
Project/Area Number |
10F00790
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
武内 和彦 東京大学, サステイナビリティ学連携研究機構, 副機構長
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
HASABA Sarah 東京大学, サステイナビリティ学連携研究機構, 外国人特別研究員
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Keywords | 識字学習 / エンパワーメント / 貧困削減 / 持続可能なコミュニティ開発 |
Research Abstract |
本研究の1年目は、3つの会議に参加した。2010年に2つの会議にオンラインと論文提出(音声録音を含む)の形で参加した。1つめの会議では「言語使用、識字学習、文化的アイデンティティ-ウガンダの事例研究」について発表を行い、2つめは「成人の識字能力に関する学習、言語使用とマルチな識字学習-ウガンダの事例研究」という題目で発表を行った。また2011年1月にもう1つの会議に音声録音での発表という形で参加した。この会議では、「グローバリゼーションと持続可能な開発における非識字率と貧困の女性化:アフリカ及び太平洋島国のミレニアム開発目標への制約」、「アフリカにおける成長、環境、貧困における個別的見解の定量分析」というタイトルで発表を行った。2つ目の論文については、学術雑誌に掲載予定で、現在編集を行っている。 また、国連大学のアカデミック・ミーティングにおいて自身の研究分野について発表を行い、国連大学の修士課程のクラスにおいて自身の研究方法論や博士課程の研究において使用した方法論について講義を行った。研究計画のとおり、ウガンダとケニヤにおいて、データ収集を実行した。 科学研究費補助金については、2011年1月21日から2月27日の間のウガンダへの渡航費と研究に使用した。ウガンダでの調査では、インタビュー形式の質問を使用し、このデータから得られた結果から、2011年8月に鎌倉で開催される世界教育フォーラムの会議への参加を決めた。 本研究1年目は、多くの会議に積極的に参加した。次年度はケニヤへの現地調査と研究に必要なラップトップの購入を予定している。
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