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2010 Fiscal Year Annual Research Report

映画の表現教育カリキュラム開発とプログラムの研究

Research Project

Project/Area Number 10J06665
Research InstitutionTokyo National University of Fine Arts and Music

Principal Investigator

長谷 海平  東京芸術大学, 大学院・映像研究科, 特別研究員(DC2)

Keywords表現教育 / 映像教育 / 映画教育 / メディアリテラシー / 映像と教育方法 / 映像制作 / ワークショップ
Research Abstract

本年度は光学機器を用いた教育的手法について引き続き研究を行い、それらの研究の発表とガジェットとして扱われている映像機器の表現性の確認、教育的手法の実践などを行なった。まず、教育的手法の研究についてはコンテンツ教育として行なわれている実践を調査し、それらのカリキュラムのフローから見えてくるそれぞれに共通する構造や効果と問題点について検証を行なった。この検証に関しては学会にて発表を行なった。また、ガジェットとして扱われる携帯電話の付加機能である動画撮影機能についての表現性の可能性を実験した。ガジェットは学習者が映像制作に対する親和性を高める事と、操作の簡易性から教具としての適性が見込まれるからである。ただし、この機能を用いて表現が行なえる事が実証されなければ、教具として適切であると判断する事は困難である。この点をふまえて、携帯電話の動画機能を用いてどのような表現スタイルが可能であるのか、また、客観的に表現性が認められる作品を制作する事が可能であるのかなどの検証を実験により行なった。この検証によって制作された作品はフランスのForumdes imagesの主催する国際映画祭で入賞し、表現性を立証する事ができた。これらの研究と実験をもとに、教育の実践をワークショップ形式で行なった。この実践は映像の表現性について遊びが学びのきっかけとなるようにし、自発的かつ体験的に理解する事を軸に設計した。また、実際に映像制作体験を用いた教育の実践で発生しやすいいくつかの問題点について、デザイン的な視点を取り入れることによって解消に取り組み成功した。この実践は高い評価を得て、キッズワークショップアワードでは審査員特別賞を受賞した。

  • Research Products

    (1 results)

All 2010

All Presentation (1 results)

  • [Presentation] 映画表現教育方法の分析と検証2010

    • Author(s)
      長谷海平
    • Organizer
      日本デザイン学会
    • Place of Presentation
      長野大学
    • Year and Date
      2010-07-03

URL: 

Published: 2012-07-19  

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