1999 Fiscal Year Annual Research Report
古典学の再構築・調整班研究A02「本文批評と解釈」
Project/Area Number |
11164209
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas (A)
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
関根 清三 東京大学, 大学院・人文社会系研究科, 教授 (90179341)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
丸井 浩 東京大学, 大学院・人文社会系研究科, 教授 (30229603)
佐藤 研 立教大学, 文学部, 教授 (00187238)
興善 宏 京都大学, 大学院・文学研究科, 教授 (70023984)
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Keywords | 中国 / インド / イスラエル / 本文批評 / 解釈 |
Research Abstract |
1.調整班研究「本文批評と解釈」の研究目的は、中国・インド・イスラエルの諸古典学が結集して、本文批評と解釈の、新しい理論と実際を提示することである。2.従来の古典学では、その方法論に潜む価値観(例えば近代西欧特有の自然観や人間観など)が古典本文の客観的な読みを阻害する傾向が少なからずあり、また近年急速に発達してきたコンピューターの総合的な利用法について充分な検討がなされて来なかった。3.本調整班研究、この二点の不備を補い、諸古典本文固有の論理を客観的に記述する視座を創出すること、またコンピューターを駆使した古典解釈学の標準を確立し、これを普及させることを目指し、99年6月京都、7月、2000年2月東京で三度にわたる共同研究会を催し、またその成果をニューズレターに公にした。またニューズレター第5号は、本調整班が編集にあたり、企画執筆に当たった。
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Research Products
(5 results)
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[Publications] 関根清三: "性と結婚を聖書に問う"関根清三編 性と結婚 (講座 現代キリスト教論理 ). 第2巻. 13-49 (1999)
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[Publications] 関根清三: "内村鑑三の戦争論(上)"無教会. 2号. 143-157 (1999)
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[Publications] 関根清三: "旧約聖書―生かされてある生 (竹内裕氏と共著)"関根清三編 死生観と生命倫理. 3-16 (1999)
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[Publications] 関根清三: "Transcendency and Symbols in the Old Testament"de Gryuter. 441 (1999)
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[Publications] 関根清三(編著): "死生観と生命倫理"東大出版会. 274 (1999)