2001 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
11164209
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
関根 清三 東京大学, 大学院・人文社会系研究科, 教授 (90179341)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
丸井 浩 東京大学, 大学院・人文社会系研究科, 教授 (30229603)
斎藤 希史 国文学研究資料館, 研究情報部, 助教授 (80235077)
佐藤 研 立教大学, コミュニティ福祉学部, 教授 (00187238)
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Keywords | 預言者 / エレミヤ / イザヤ / 解釈学 / 倫理 / ギリシアとヘブライ / 様式史 / 聖書学 |
Research Abstract |
調整班研究「本文批評と解釈」の研究目的は、中国・インド・イスラエルの諸古典学が結集して、本文批評と解釈の、新しい理論と実際を提示することである。従来の古典学では、その方法論に潜む価値観(例えば近代西欧特有の自然観や人間観など)が古典本文の客観的な読みを阻害する傾向が少なからずあり、また近年急速に発達してきたコンピューターの総合的な利用法について充分な検討がなされて来なかった。本調整班研究、はこの二点の不備を補い、諸古典本文固有の論理を客観的に記述する視座を創出すること、またコンピューターを駆使した古典解釈学の標準を確立し、これを普及させることを目指し、2001年6月に東京で、同年12月に京都で、それぞれ充実した共同研究会を催した。またそれらと平行して、各研究者間の小さな共同研究、情報交換は常時なされており、それらを踏まえてこの4年間の共同研究の成果の出版に向けて、執筆の計画を練っているところである。
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Research Products
(4 results)
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[Publications] 関根清三: "イザヤの頑迷預言をめぐる覚書"聖書学論集. 34号. 1-16 (2002)
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[Publications] 関根清三: "ダビデの姦淫殺人事件の謎 -哲学的解釈の可能性-"古典学の再構築. 9号. 12-23 (2001)
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[Publications] Sato Migaku: "Ist Matthaus wirklich Judenchrist?"Annual of the Japanese Biblical Institute. 27. 129-139 (2002)
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[Publications] 関根清三: "倫理思想の源流 ギリシアとヘブライの場合"放送大学教育振興会. 344 (2001)