1999 Fiscal Year Annual Research Report
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11164223
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Research Institution | Tokyo University of Foreign Studies |
Principal Investigator |
高島 淳 東京外国語大学, アジア・アフリカ言語文化研究所, 助教授 (40202147)
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Keywords | 多言語処理 / サンスクリット語 / ナーガリー文字 / タミル文字 / マラヤーラム文字 / カンナダ文字 / グランタ文字 / TEX |
Research Abstract |
1.すでに開発済みのカンナダ語TEXシステムを拡張して、既存のナーガリー文字・タミル文字・マラヤーラム文字のTEXシステムを統合してPerlによる一つのPreprocessorで4種類の文字が出力できるようなシステムを開発した。 2.上記のシステムにおいてサンスクリット語のローマ字転写表記のモードにおいてTEX出力がPostScriptフォントを利用できるようにVirtual Fontを作成した。 3.グランタ文字のテキストを入力して、印刷本と対照することによって、グランタ文字の結合文字の分布、3文字以上の結合の場合の下付き処理のあり方を可能な限り抽出して、来年度のグランタ文字印刷システムの作成準備を整えた。 4.ローマ字転写表記のサンスクリット語テキストのハイフネーション区切り規則に関して調査した結果に基づいて、第一次試案を策定してシステムに実装した。 5.上記のサンスクリット語テキストのハイフネーション区切り規則に関しては、この第一次試案を多くの研究者にテストしてもらうことによっていっそう完全のものに改良していく予定である。
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