1999 Fiscal Year Annual Research Report
古典テキストのデジタル化とデータベース構築・利用支援システムの開発
Project/Area Number |
11164226
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Research Institution | The Graduate University for Advanced Studies |
Principal Investigator |
及川 昭文 総合研究大学院大学, 教育研究情報資料センター, 教授 (30091888)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
吉岡 亮衛 国立教育研究所, 室長 (40200951)
出口 正之 総合研究大学院大学, 教育研究交流センター, 教授 (90272799)
湯川 哲之 総合研究大学院大学, 教育研究交流センター, 教授 (20110091)
山元 啓史 筑波大学, 文芸言語学系, 講師 (30241756)
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Keywords | 古典 / 電子化 / データベース |
Research Abstract |
本年度は以下のことを行った。 (1)古典テキストのデジタル化 スキャナで古典テキストを取り込み,PDF(Portable Document Format)型式で蓄積する方法について検討した。PDF型式のデータは,エクスプローラやネットスケープなどのブラウザがあれば,インターネットを介して,どこからでも簡単に利用できるもので,汎用性の高い型式である。スキャナで読み込むときの最適な解像度や,利用上の問題点など,基礎的なことがらについて分析し,古典テキストのデジタル化としてPDFが適しているかどうかのフィージビリティ・スタディを行った。結果としてオリジナルテキストの状態が非常に悪くない限り,十分に実用に耐えると判断できた。 (2)データベース構築・利用支援ソフトウェアの開発 これまでに開発されている同種のソフトウェアや利用者のニーズに関する調査・分析を行い,開発すべきソフトウェアの構成,機能などについて検討した。まず,調査結果としていえることは,非常に特殊な処理を望まない限り,市販のソフトウェアやフリーウェアを利用することによって,ほとんどの要求は満たされると考えられた。したがって,今後は新規にソフトウェアを開発することは行わず,これらのソフトウェアの調査やその性能・機能の比較,あるいは使いやすさなどに重点をおいて検討していくことにした。
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