1999 Fiscal Year Annual Research Report
高性能マグネシウムの新展開 -21世紀の超軽量金属材料-
Project/Area Number |
11225101
|
Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas (B)
|
Research Institution | Nagaoka University of Technology |
Principal Investigator |
小島 陽 長岡技術科学大学, 工学部, 教授 (60016368)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
茂木 徹一 千葉工業大学, 工学部, 教授 (00083824)
森 邦夫 岩手大学, 工学部, 教授 (80003870)
東 健司 大阪府立大学, 工学部, 教授 (50173133)
鎌土 重晴 長岡技術科学大学, 工学部, 助教授 (30152846)
相澤 龍彦 東京大学, 工学部, 教授 (10134660)
|
Keywords | マグネシウム合金 / 組織・構造制御 / 表面・界面制御 / リサイクル / 軽量化最適設計 / 半溶融成型加工 / 新機能創製 / プロチウム吸蔵合金 |
Research Abstract |
研究代表者が、特定領域研究が対象とする学術分野を総合的な視点で理解し、かつ個々の研究の位置付けを把握するとともに、総括班・評価委員にも本特定領域が目標としている学術展開を理解して頂くために、1999年9月29-30日京大会館にて、学術会議・材料連合講演会(金属系連絡会議主催)・マグネシウムセッションを開設し、各研究代表者が、これまでの準備状況、基盤となる成果の一端を解説するとともに、民間からの特別講演も企画した。 本特定領域研究では、金属系以外の研究者にも多く参画頂くため、当初より実験研究で使用する材料の共通化を図った。特に、マグネシウム合金に関する応用展開に関する研究では、得られる実験データを共有し、同じ知的基盤上で定義、理解するために、共通試料を準備した。 各研究代表者が主として参画、活動している学会が異なるため、特定領域研究全体の活動としての成果報告の場を設定するとともに、マグネシウム関連の研究活動を直接材料設計・プロセスに係る研究者にアピールするために、日本金属学会・2000年春期大会で3日間のシンポジウムを開催し、本プロジェクト成立後の最初の成果報告を行うことを計画した。さらに、研究者代表者間の情報交換、研究成果報告計画・国際会議案内などの確定情報を主とした広報機能を高めることを目的として、2月にNews Letterを発刊し、2000-2001年の国際会議案内、成果報告会の日程などを、研究代表者、評価委員の方々に連絡した。 今夏の長岡・国際ワークショップでは、2日間の日程で、Keynote Lecture 1件,Plenary Lecture 2件,Invited Lecture 12件,Contributed Lecture 15件,Poster Presentasion 16件、総計46件以上の講演を計画した。さらに、3月のTMS年次会議には若手研究者を中心に、マグネシウム特別セッションに参加して頂き、欧米における研究開発の現状を報告書としてまとめた。
|
Research Products
(2 results)
-
[Publications] 小島陽: "高性能マグネシウムの新展開"第43回日本学術会議材料研究連合講演会講演論文集. 105-106 (1999)
-
[Publications] Yo Kojima: "Platform Science and Technology of Magnesium Alloys"Nagaoka Workshop on Platform Science and Engineering of Magnesium Alloys 2000. (発表予定). (2000)