2000 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
11230101
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Research Institution | University of Tsukuba |
Principal Investigator |
大田 友一 筑波大学, 機能工学系, 教授 (50115804)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
美濃 導彦 京都大学, 総合情報メディアセンター, 教授 (70166099)
池田 克夫 京都大学, 情報学研究科, 教授 (30026009)
末永 康仁 名古屋大学, 工学研究科, 教授 (60293643)
横矢 直和 奈良先端科学技術大学院大学, 情報科学研究科, 教授 (10252834)
川嶋 稔夫 はこだて未来大学, 情報アーキテクチャ学科, 教授 (20152952)
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Keywords | パターン認識 / パターン理解 / 情報メディア / 視覚メディア / 知能情報メディア / 情報選択機構 / 情報要約機構 / 視覚増強機構 |
Research Abstract |
メディアの急速な多様化と大衆化によって人間の受容限度を遥かに越える情報が氾濫しつつある状況において,個人の必要に応じて適切な情報を伝えてくれる気の利いた視覚情報メディアを実現するために,意味内容に立ち入った判断を機械に行わせる基盤技術としてのパターン認識・理解を,人間中心の新しい観点から研究することが本領域の目的である。 総括班では,領域全体の研究方針の策定,各研究項目の企画調整,全体集会の運営,公開シンポジウムの企画・運営,WWWを利用した活動状況の広報,各計画研究で共同利用するために購入した機器の管理,各計画研究において作成されるツールやデータの収集と配布などを行っている。 本年度は,以下の計画を予定通り実行した。 ○WWWのためのサーバ装置を設置し,ドメイン名www.vispru.orgを取得して運用を行っている。 ○情報選択・情報要約・視覚増強の各研究項目内の2研究班において,領域代表者と研究班メンバーが集中的に議論することにより,それぞれの研究項目における意識合わせを行った。 ○平成12年7月に,長野で開催された画像の認識理解シンポジウム(MIRU2000)において,オーガナイズドセッションを企画し,関連分野の研究者に,本領域の紹介を行った。 ○平成12年9月に,名古屋で開催された電子情報通信学会全国大会において,情報・システムソサイエティのソサイエティ企画を担当し,最新の研究成果を公開した。 ○平成12年12月に,はこだて未来大学において全体会議を開催し,多数の評価担当者の参加を得て,研究領域後半に向けて有意義な討論を行うことができた。
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Research Products
(6 results)
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[Publications] 池田克夫: "遠隔講義における講義状況に応じた送信映像選択"電子情報通信学会論文誌. J84-D-II・2. 248-257 (2001)
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[Publications] 末永康仁: "Camera Motion Estimation Based on Real Endoscope Images and CT images for Endoscope Navigation System"Proc.IAPR Workshop on Machine Vision and Applications. 409-412 (2000)
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[Publications] 美濃導彦: "Imaging A 3D Lecture Room by Interpreting Its Dynamic Situation"Proc.4th International Workshop on Cooperative Distributed Vision. (2000)
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[Publications] 川嶋稔夫: "画像をあやつる-仮想現実感とその応用-"電子情報通信学会誌. 83-9. 670-674 (2000)
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[Publications] 大田友一: "Share-Z : Client/Server Depth Sensing for See-Through Head Mounted Displays"Proc.2^<nd> International Symposium on Mixed Reality. (2001)
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[Publications] 横矢直和: "全方位画像を用いた記憶に基づく位置推定"電子情報通信学会論文誌. J84-D-II・2. 310-320 (2001)