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2000 Fiscal Year Annual Research Report

人物像認識理解による情報選択機構

Research Project

Project/Area Number 11230203
Research InstitutionNagoya University

Principal Investigator

末永 康仁  名古屋大学, 工学研究科, 教授 (60293643)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 瀧 剛志  中京大学, 情報科学部, 助手 (40319223)
森 健策  名古屋大学, 工学研究科, 講師 (10293664)
長谷川 純一  中京大学, 情報科学部, 教授 (30126891)
Keywords人物像認識 / 集団画像認識 / 目形状推定 / スポーツシーン理 / 顔画像認識 / 優勢領域
Research Abstract

大量の実画像を用いた人物像認識手法の検討昨年度の研究成果として得られた手法を、数多くの実画像に適用し、その性能評価を行った。実環境下では、若く健康な人から、幼児や高齢者にいたるまで、現代社会を構成する人間のバラエティが非常に大きいが、これら一人一人の人間の認識理解を可能とするための手順の開発を目指し、検討を行なった。また、数多くの実画像を基に、映像としてとらえられる個々の対象人物像を正しく記述するためのきめ細かい個別人物モデルの半自動作成方法と、それにもとづく高速で正確な人物像理解の方法についても検討を行なった。
画像中に一人の人物が撮影されているような画像(個別画像)、ならびに、集団が撮影されている画像(集団画像)の両面にわたって検討を行った。これらの実験には、ビデオカメラを用いて大量の実画像を撮影し、本年度購入した複数のパーソナルコンピュータを結合した分散型処理システムにより処理を行った。分散型処理においては、個人画像を処理する場合、手、顔、足といった人の各器官を各計算機に割り当て処理を行った。また、集団画像に対しては、各計算機が集団を構成する各個人を処理するように処理を分散化し、処理速度の向上を目指した。その結果、以下の項目についてそれぞれ一定の成果が得られ、今後のさらなる検討に向けての基礎データを得ることができた。
(1)実環境での種々の条件下における人物像データの蓄積と整理
(2)現場実験による人物像モデルと実映像との対応づけ
(3)個人を対象とする計算機内人物像モデルの半自動生成
(4)多人数を対象とする計算機内集団モデルの半自動生成
(5)実映像からの集団的動きの抽出と評価
(6)分散型人物像処理の検討

  • Research Products

    (3 results)

All Other

All Publications (3 results)

  • [Publications] 瀧剛志: "チームスポーツ競技における勢力範囲の可視化"第16回NICOGRAPH/MULTIMEDIA論文コンテスト論文集. 151-158 (2000)

  • [Publications] 牛島健博: "動画像処理エキスパートシステムMotion-IMPRESSにおける特徴点追跡手順自動構成法の開発"電子情報通信学会技術研究報告. PRMU2000-132. 15-22 (2000)

  • [Publications] 渡邉淳,: "顔領域の予備抽出に基づく目領域抽出の改善について"像の認識理解シンポジウム(MIRU2000)講演論文集. 1. 21-26 (2000)

URL: 

Published: 2002-04-03   Modified: 2016-04-21  

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