2003 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
11236101
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
嶋 昭紘 東京大学, 大学院・新領域創成科学研究科, 名誉教授 (60011590)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
清水 信義 慶應義塾大学, 医学部, 教授 (50162706)
長濱 嘉孝 岡崎国立共同研究機構, 基礎生物学研究所, 教授 (50113428)
鈴木 範男 北海道大学, 大学院・理学研究科, 教授 (20082133)
城石 俊彦 国立遺伝学研究所, 系統生物センター, 教授 (90171058)
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Keywords | メダカゲノム / メダカゲノムイニシアチブ / 国際共同研究 / 国際シンポジュウム |
Research Abstract |
今年度は、本領域の第5年度になり、最終年度に当たる。組織上の変更としては、領域代表者の嶋 昭紘が2003年3月末で東京大学を勇退したことに伴い、これまでの嶋計画研究の代表者を、従来からの研究協力者である深町昌司助手に変更することが、文科省の御配慮により承認された。なお、総括班代表者と領域代表者は、嶋 昭紘が引き続き務めることも、併せて承認された。 各計画研究代表者から、年度始めに領域代表者へ提出された研究実施報告書から判断して、今年度は研究が予定通り進行することが予想されたので、班会議は、2004年3月の国際シンポジュウム前日に行うこととした。 2003年12月に、久和 茂・学術調査官から、研究経費の追加配分の可能性に関して打診があった。本領域としては、特に緊急に追加配分を申請するべき計画研究として、浅川計画研究を選定し、そこで行われているメダカ第22連鎖群(LG22)のゲノムシークエンスの解読を目指すべく申請した。その結果、100万円の追加配分を受けたことは、当該計画研究の推進にとって有り難いことであった。 2004年3月2日の午後1時〜6時まで、東京大学理学部2号館講義室にて班会議兼総括班会議を行い、各計画研究の成果発表及び討論を行った。 2004年3月3日、4日には、東京大学山上会館において国際シンポジュウム"Medaka Genome and Vertebrate Evolution"を東京大学およびERATO近藤プロジェクトと共催し、両日とも120余名の出席者を得て、極めて盛会であった。なお、Sydney Brenner博士は急病のため出席不可能となったが、博士から嶋領域代表者へ寄せられたメッセージが紹介された。本特定領域研究を締めくくるのにふさわしい会議であった。
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Research Products
(1 results)
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[Publications] Shima, A., Himmelbauer, H.--: "Fish genomes flying - Symposium on Medaka genomics."EMBO reports. Vol.4. 121-125 (2003)