2001 Fiscal Year Annual Research Report
メダカ高密度ゲノムマッピングのためのSSLPmarker単離
Project/Area Number |
11236210
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Research Institution | Hokkaido University |
Principal Investigator |
田中 実 北海道大学, 大学院・理学研究科, 助教授 (80202175)
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Keywords | メダカ / ゲノム / BAC / マッピング / タイピング / 多型 |
Research Abstract |
メダカHNI系統BAC末端塩基配列数百種類を慶應大学の浅川班から送付された。これも基づいて、現在約200種の蛍光プライマーのセットを作製、HNIとAA2の2系統のメダカゲノムを鋳型とし、PCRを行うことにより、2系統間で断片長の多型が生じるプライマーセットを選別した。次にこの選別されたプライマーを用いてHNI雄のタイピングパネルを用いることにより、ABI3700キャピラリー電気泳動装置を用いてタイピングを行い、東京大学の三谷、成瀬班の連鎖地図にマッピングを行っている。 また通常に用いるアクリルアミド電気泳動でも、これら蛍光プライマーが同様なタイピング結果を与えるかどうか検定したところ、同じようにタイピングできることが明らかとなった。このことは現在選別しているプライマーが通常の電気泳動でも使用可能であることを示しており、より汎用性の高いマーカーであることが示された。
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Research Products
(3 results)
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[Publications] Wakamatsu et al.: "The See-through medaka : A fish model that is transparent throughout life"Proc.Nalt.Acad.Sci. U.S.A. 98. 10046-10050 (2001)
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[Publications] Tanaka, Kinoshita: "Recent Progress in the generation of transgenic medaka"Zool.Sci.. 18. 615-622 (2001)
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[Publications] Tanaka et al.: "Establishment of medaka transgenic lines with the expression of green fluorescent protein fluorescence exclusively in germ cells"Proc.Natl.Acad.Sci. U.S.A. 98. 2544-2549 (2001)