2002 Fiscal Year Annual Research Report
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11301007
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| Research Institution | KOMAZAWA UNIVERSITY |
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Principal Investigator |
川本 勝 駒澤大学, 文学部, 教授 (20110942)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
竹下 俊郎 明治大学, 政治経済学部, 教授 (20163397)
八ッ橋 武明 文教大学, 情報学部, 教授 (30239785)
三上 俊治 東洋大学, 社会学部, 教授 (00114661)
古川 良治 成城大学, 文芸学部, 助教授 (30229116)
御堂岡 潔 東京女子大学, 現代文化学部, 教授 (60174083)
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| Keywords | 情報化 / 生活情報化 / メディア環境 / 情報行動 / メディアの影響 / ニューメディア / ケーブルテレビ / インターネット |
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| Research Abstract |
本年度は、研究期間の最終年度にあたり、過去3年間の研究期間に広島市、札幌市、高知市、諏訪広域圏、日野市で実施してきた調査データの分析を行い、研究成果報告書をとりまとめた。
本研究では、地域情報化や生活情報化の実態を把握し、情報化の進展が人びとの情報行動、生活行動や意識とどのように関連しているか、情報行動によって営まれている社会生活にどのような影響を及ぼしているかを実証的に明らかにした。自治体を中心にして進められている地域情報化計画や情報化の進展に対する人びとのニーズは高く、そのメリットを認める一方で、人びとは情報化による格差や社会的混乱への危惧を強く抱いていることが明らかになった。情報化にともない、メディア環境は多様化、多チャンネル化へと変容してきたが、日常生活での情報ニーズや情報入手に利用するメディアは既存のパターンが維持されている傾向が確認され、人びとの情報行動や生活行動を著しく変化させてはいない。しかし、インターネットの普及と利用は、メディアの利用等に変化をもたらしつつあり、メディア利用の移行が起きている。また、それにともないメディアに対するイメージ、利用と満足といった効用評価にも変化が生じている。そうした変化をもたらす要因、メカニズムや地域差等を5地点で実施したアンケート調査をもとに比較分析、考察した。
その調査研究成果を、第1章:研究の概要、第2章:放送メディアの多チャンネル化と利用状況、第3章:メディア環境の変容と利用状況、第4章:情報ニーズと入手メディア、第5章:メディアの評価、第6章:地域の情報化と生活の情報化、からなる報告書としてとりまとめた。
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