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1999 Fiscal Year Annual Research Report

DNApooling法をもちいた関連研究による分裂病候補領域のゲノムスキャン

Research Project

Project/Area Number 11307014
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research (A)

Research InstitutionTeikyo University

Principal Investigator

南光 進一郎  帝京大学, 医学部, 教授 (60101127)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 李 圭博  帝京大学, 医学部, 助手 (40307202)
功刀 浩  帝京大学, 医学部, 講師 (40234471)
広瀬 徹也  帝京大学, 医学部, 教授 (10101742)
徳永 勝士  東京大学, 大学院・医学部研究科, 教授 (40163977)
Keywords分裂病 / 関連研究 / スクリーニング / AIP / 染色体異常
Research Abstract

(はじめに)1998年にDanielsらは、関連研究の大まかなスクリーニングに用いることができるDNA pooling法を開発した(Daniels et al.1998)。この方法は大量の検体を処理できる利点がある。我々はこの方法を用いて分裂病の連鎖解析によって有力な候補領域とされた領域の関連研究をおこない、分裂病遺伝子座位の局在化を目的として、本研究を立案した。しかしこの方法の妥当性・有用性についての検討はいまだ十分ではない。我々は研究を始めるに当たって、まずこの妥当性と有用性について検討した。
(対象と方法)先にKunugi et al.(1999)らは、9番染色体動原体の逆位と分裂病との関連を報告しているので、この領域を関心領域とし、その領域にあるD9S15のマーカーを用いて検討した。まず50名の分裂病と50名の対照群について、通常の方法で個々の遺伝子型を決定し、それを合計した。次におのおの50名分づつのDNAをまとめてPCRをおこない、これをDNAオートメイテド・シークエンサーで分析し、定められた式に従って、デルタAIPを計算した。
(結果)プールされた遺伝子型の比較では、両群に差が見られたが、個々の遺伝子型を分析し、合計してこれを比較した場合では、両群に差は見られなかった。
(結論)今年度はこの段階で終わったが、有用性についての検討には、隣り合うマーカーについての分析が必要である。

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Published: 2001-10-23   Modified: 2016-04-21  

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