1999 Fiscal Year Annual Research Report
消化器癌の発生・進展における細胞間情報伝達系の解明
Project/Area Number |
11307021
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (A)
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Research Institution | Gunma University |
Principal Investigator |
桑野 博行 群馬大学, 医学部, 教授 (90186560)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
志村 龍男 群馬大学, 医学部, 助手 (00282393)
加藤 広行 群馬大学, 医学部, 助手 (70224532)
浅尾 高行 群馬大学, 医学部, 助教授 (40212469)
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Keywords | 消化器癌 / gap junction / co-culture / コネキシン / 癌関連遺伝子 / RT-PCR / HLA-DR / p53 |
Research Abstract |
in vivoにおける癌細胞と正常細胞とのcell to cell interactionの解明 (1)食道癌、胃癌、大腸癌、肝細胞癌、胆嚢癌の手術摘出標本を用いてp53蛋白、HLA-DR抗原、PCNA、Ki-67の免疫染色を行っている。現在、癌とその接近した正常細胞および、より遠位の正常細胞との間で比較検討を行っている。 (2)GFPを遺伝子導入し、蛍光標識した癌細胞株を用いて、癌細胞およびco cultureした正常細胞および、co cultureしていない正常細胞より癌関連遺伝子の増複および変異をRT-PCRによって解析中である。 (3)gap junction構成蛋白であるコネキシンが癌と正常細胞との間にいかに形成されるかを、免疫染色にて解析している。
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