1999 Fiscal Year Annual Research Report
日本および諸外国の学校体育カリキュラムの実状と課題
Project/Area Number |
11308001
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (A)
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Research Institution | University of Tsukuba |
Principal Investigator |
高橋 健夫 筑波大学, 体育科学系, 教授 (60029725)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
清水 重勇 神戸大学, 発達科学部, 教授 (60036671)
木村 真知子 奈良教育大学, 教育学部, 教授 (60144630)
入口 豊 大阪教育大学, 教育学部, 教授 (60116150)
永島 淳正 東京学芸大学, 教育学部, 教授 (70034816)
友添 秀則 香川大学, 教育学部, 教授 (90155581)
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Keywords | カリキュラム / 選択制 / ナショナルカリキュラム / ナショナルスタンダード / テーマ学習 / 健康教育 |
Research Abstract |
1999年6月5-6日(筑波)、10月10日(東京)並びに2000年2月27-28日(大阪)で全体で研究計画の打ち合わせ並びに研究成果の経過報告の会議をもった。具体的には、生涯スポーツからみた学校体育の位置づけ、健康、体力問題からみた学校体育の位置づけ、学校体育カリキュラムの現状と課題(日本、アメリカ、イギリス、ドイツ、フランス、韓国、中国)、選択性授業の理念とカリキュラム(日本、アメリカ、イギリス、ドイツ、フランス、韓国、中国)、高等教育機関における体育カリキュラムの現状と課題(日本、アメリカ、イギリス、ドイツ、フランス、韓国、中国)を検討テーマとして設定し、担当者並びに研究計画を検討した。 平成11年度は、この研究テーマに応じて、アメリカ、イギリス、ドイツ、フランスで資料収集を進めるとともに日本国内で関連資料の収集を進めた。また、11月にICSSPEがベルリンで開催した、初の世界体育サミットに参加し、世界の学校体育をめぐる情報を収集した。さらに、ドイツに関しては滞日していたハイデルベクル大学のスタッフから、ドイツにおける高等教育機関の改革動向の情報を収集した。なお、これらの調査の過程でオーストラリア並びにニュージーランドの学校体育カリキュラムが示唆に富むとの指得られたため、現地で情報収集に当たった。 世界的にはユネスコをも含め、週3時間の体育の授業時数確保、実施を求める動きやその実現に向けて良質の体育授業を保障していこうという動きが活発にみられることが確認されだしている。 なお、平成12年度は、諸外国については再度、現地での情報収集を進める。また、国内でも調査を実施していく。
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Research Products
(1 results)