2000 Fiscal Year Annual Research Report
異種感覚での事象の対応つけとそれに基づく知識の獲得
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11308012
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Research Institution | Nagoya University |
Principal Investigator |
大西 昇 名古屋大学, 情報メディア教育センター, 教授 (70185338)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
工藤 博章 名古屋大学, 情報メディア教育センター, 助教授 (70283421)
山村 毅 愛知県立大学, 情報科学部, 助教授 (00242826)
向井 利春 名古屋大学, 理化学研究所・BMC研究センター, 研究員 (80281632)
松本 哲也 名古屋大学, 工学研究科, 助手 (40252275)
竹内 義則 名古屋大学, 情報メディア教育センター, 助手 (60324464)
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Keywords | センサーフュージョン / 視覚 / 聴覚 / 群化 / 学習 / 動き / 音 / 触覚 |
Research Abstract |
1)能動的視聴覚観察システムの完成 高精度マイクロホンをカメラ雲台に取り付け,採取音の基本的な処理(マイク間到達時間差,音源方向推定)を実行できるようにした.このようにして聴覚系をシステムに追加し,能動的視聴覚観察システムを完成した. 2)異種感覚での事象の対応付けの実装と評価実験 聴覚と触覚間の対応つけを整理・分類し,そのアルゴリズムを作成した.アルゴリズムを実験システムにインプリメントし,音を発生しながら運動する物体が複数の場合にていて実験し,単一マイク,単一カメラでも対応つけが可能であることを確かめた. 3)運動系の実現と知識表現の検討 マニピュレータを購入し,実験システムに接続し,感覚と運動の繰り返し(知覚循環)を可能とするための基本機能を実装した.同時に,視覚的な知識の表現方法(イメージ表現)および聴覚的な知識の表現方法を検討した.
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Research Products
(6 results)
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[Publications] 浅井 他4名: "運動を介した視聴覚による物体定位能力の獲得"電子情報通信学会論文誌D-II. J83・7. 1676-1684 (2000)
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[Publications] 玉木 他2名: "オプティカルフローを用いた複雑背景下における人物の腕領域と運動パラメータ推定"電気学会論文誌C. 120・12. 1801-1808 (2000)
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[Publications] J.Chen 他5名: "Relating Audio-visual Events Caused by More Than One Movement"Proc.7th Int.Conf.on Neural Information Processing. 252-257 (2000)
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[Publications] H.Nakashima 他1名: "Acquiring Localization Ability by Self-organization in a Non-Linear Motor System"Proc.7th Int.Con5.on Neural Information Processing. 952-957 (2000)
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[Publications] 陳 他5名: "複数運動で生じた視聴覚事象の対応付け"信学会ニューロコンピューティング研究会報告. 7-14 (2000)
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[Publications] 中島 他1名: "神経回路を用いた音源定位能力の自己組織的獲得"信学会ニューロコンピューティング研究会報告. 15-22 (2000)