1999 Fiscal Year Annual Research Report
「環境」と「地域活力」の両立に配慮した都市マネージメント手法の提案
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11450195
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Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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| Research Institution | Okayama University |
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Principal Investigator |
谷口 守 岡山大学, 環境理工学部, 助教授 (00212043)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
阿部 宏史 岡山大学, 環境理工学部, 教授 (10144320)
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| Keywords | 都市マネージメント / 都市構造 / 環境 / 地域活力 / 成長管理 / ガイドライン / 第3者機関 |
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| Research Abstract |
A)概念の整理、既存の都市マネージメント手法に関する体系的研究の実施
本研究を実施するうえでの諸概念の整理、研究フレームの確認を最初に行った。特に、米国で実施されている成長管理政策、北欧のセクター間競争タイプ、英国の包括的ガイドラインによるタイプを中心に体系的な考え方の整理を行った。
B)基本的な研究フレームワークに関するレビュー
都市マネージメント手法の研究フレームについて、土木学会、東アジア交通学会、米国交通学会などにおいてレビューを受けた。この結果、当初の研究計画の段階ではまだ一般に知られていなかったスマートグロースに関する手法群もあわせて研究フレームに加えて検討を行うこととした。
C)対象都市に関する環境状況、都市状況に関する統計的分析
環境と地域活力の状況に関する定量分析を実施する対象都市群の選定を行った。具体的には、都市特性や分布などの面から様々な特性を含んだ78都市を対象とすることにした。
D)環境影響モデルの検討
環境影響を検討するにあたり、どのようなタイプのどういった変数を用いたモデルが適しているかを検討を行った。その際、多様な政策メニューの検討や十分な感度分析に耐えられることを念頭におき、いくつかの変数についてはその重要度に関するパラメータを実際に算出した。
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[Publications] 谷口,秋永,阿部: "身近な環境に対する評価構造のモデル化に関する基礎的研究"土木計画学研究・講演集. No.22(2). 777-780 (1999)
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[Publications] 谷口,武嶋,阿部: "産業立地と情報発信にみる都市活動の特化分析"土木計画学研究・講演集. No.22(1). 125-128 (1999)
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[Publications] 谷口,具,中野: "住区レベルでの土地利用と自動車利用特性の関連分析"土木計画学研究・講演集. No.22(2). 427-430 (1999)
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[Publications] 谷口,村川,森田: "個人行動データを用いた都市特性と自動車利用量の関連分析"都市計画学会学術研究論文集. No.34. 967-972 (1999)
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[Publications] 谷口,村川,森田: "都市間で共通する行動群の設定とその都市交通特性への影響"土木計画学研究・論文集. No.16. 601-607 (1999)
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[Publications] 谷口: "北欧社会におけるプランニング制度の進化と課題"土木計画学研究・論文集. No.16. 69-76 (1999)
