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2000 Fiscal Year Annual Research Report

血管内皮増殖因子を歯科保存領域で応用するための総合的研究

Research Project

Project/Area Number 11470407
Research InstitutionKagoshima University

Principal Investigator

鳥居 光男  鹿児島大学, 歯学部, 教授 (30116066)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 丸山 征郎  鹿児島大学, 医学部, 教授 (20082282)
長岡 成孝  鹿児島大学, 歯学部, 助教授 (10155913)
松下 健二  鹿児島大学, 歯学部, 助手 (90253898)
Keywords血管内皮増殖因子 / 歯髄細胞 / MMP / tenascin / 遊走 / 分化 / アンチセンスオリゴヌクレオチド
Research Abstract

血管内皮増殖因子(VEGF)の歯髄における役割、特に歯髄修復における役割を明らかにするために、同因子が培養歯髄細胞の遊走、増殖、および分化に及ぼす影響を検討した。その結果、50ng/mlのVEGF添加によって歯髄細胞の遊走が有意に高く誘導された。また、同因子は歯髄細胞内のアルカリフォスファターゼ活性を強く誘導した。またこれらの誘導活性は、VEGFレセプターの一つであるKDRを介して起こることが明らかになった。次に、細胞外マトリックスの修復に対するVEGFの効果を、matrix metalloproteinase(MMP)-1.-2,およびtenascinの発現誘導を指標に調べた。その結果、VEGFは、10ng/mlといった低濃度でMMP-1,-2,およびtenascinの発現をタンパクレベルおよびmRNAレベルで誘導することが明らかになった。また、VEGFは、歯髄細胞からのplasminogen activator(PA)の産生も誘導することから、酵素によるプラスミノーゲンの活性化を介して、MMPの活性化をも誘導する可能性が考えられた。また、これらの誘導活性は、VEGFのアンチセンスオリゴヌクレオチドによって有意に抑制された。以上の結果から、VEGFが歯髄細胞の遊走・分化を誘導するとともに、歯髄組織のリモデリングをも促して、歯髄組織、あるいは象牙質の恒常性の維持、同組織の改変に関与している可能性が示唆された。また、これらの現象は、VEGFの特異的アンチセンスオリゴヌクレオチドで制御できることも明らかになった。現在、ビーグル犬を用いて歯髄組織におけるVEGFの活性を検討中である。

  • Research Products

    (1 results)

All Other

All Publications (1 results)

  • [Publications] K.Matsushita,I.Maruyamam M.Torii et al.: "The Role of Vascular Endothelial Growth Factor in Human Dental Pulp Cells : Induction of Chemotaxis, Proliferation, and Differentiation and Activation of the AP-1-Dependent Signaling Pathway."Journal of Dental Research. 79・8. 1596-1600 (2000)

URL: 

Published: 2002-04-03   Modified: 2016-04-21  

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