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1999 Fiscal Year Annual Research Report

自家骨・アパタイト混合移植骨内におけるインプラント界面の組織形態学的観察

Research Project

Project/Area Number 11470439
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research (B)

Research InstitutionKyushu University

Principal Investigator

大石 正道  九州大学, 歯学部, 教授 (70037505)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 鮎川 保則  九州大学, 歯学部, 助手 (50304697)
中村 典史  九州大学, 歯学部, 講師 (60217875)
Keywords唇顎口蓋裂 / 顎裂 / 自家骨・アパタイト混合移植 / インプラント
Research Abstract

唇顎裂および唇顎口蓋裂患者の顎裂部に自家骨海面骨を移植した場合、13才以上の年長者においては中等度より高度の骨吸収を示す例が多かった(骨吸収発生率46.9%)。従って、これらの年長者に自家骨とハイドロキシアパタイトを混合して移植したところ、中等度の骨吸収例が28.0%で高度の吸収例はなく、アパタイトの有用性が認められた。次にアパタイト混合自家骨移植部へのインプラント植立の可能性について動物実験を行なっている。
即ち、ウサギの上顎前歯部抜去後に骨欠損を作成し、腸骨骨髄を採取してハイドロキシアパタイトを混合し、欠損部を補填した。移植後1ヵ月後および2ヵ月目にウサギを屠殺し、移植部の骨組織を採取し、病理組織学的に骨の新生状態を観察した。骨とアパタイト(ボーンジェクト)との混合比を3:1,2:1および1:1の3群に分けて調べたところ、骨の比率が多いほど骨の新生は早いが吸収の度合も大きく、最終的には1:1の比率が最適であることがわかった。また骨・アパタイト移植後の骨の新生は1ヵ月では不十分で、2ヵ月後には完全に骨の新生がみられ、この時期にインプラントの植立が可能であることがわかった。現在ウサギ用に特注したインプラントを購入し、移植部へのインプラントの植立実験を行なっているところである。今後インプラント植率部の上顎骨を採取し、インプラント界面の組織形態学的観察を行なう予定である。

  • Research Products

    (1 results)

All Other

All Publications (1 results)

  • [Publications] 嶋香織 他7名: "顎裂部への二次的自家海綿骨細片移植術における移植骨の術後吸収の評価"日本口蓋裂学会雑誌. 23(4). 203-213 (1998)

URL: 

Published: 2001-10-23   Modified: 2016-04-21  

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