2000 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
11480047
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Research Institution | Joetsu University of Education |
Principal Investigator |
齋藤 九一 上越教育大学, 学校教育学部, 教授 (50153797)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
若山 真幸 上越教育大学, 学校教育学部, 助手 (60303195)
北條 礼子 上越教育大学, 学校教育学部, 助教授 (50199460)
加藤 雅啓 上越教育大学, 学校教育学部, 教授 (00136623)
アレン 玉井 光江 文京女子大学, 人間学部, 助教授 (50188413)
赤松 信彦 同志社大学, 文学部, 助教授 (30281736)
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Keywords | 早期英語教育 / 児童英語教育 / 小学校英語教育 / 公立小学校 / カリキュラム開発 / 形成的評価 / 総合的な学習 / 国際理解教育 |
Research Abstract |
研究プロジェクト2年目にあたる平成12年度は、昨年度の研究結果に基づき、以下の4点を研究の目的とした。(1)昨年度実施した文献調査の追調査、(2)公立小学校における総合的な学習内に位置付けられる英語カリキュラムの開発、(3)小学校への英語導入に関するアンケート調査の実施、(4)小学校における英語授業のビデオ撮影を実施し、授業分析を行うことの4点であった。 まず、文献の追調査については、新たに23件の論文を収集し、昨年度同様各論文を要約した上、各論文の種類(実験、調査、実践報告など)と立場(賛成、反対、中立)について分析を行った。次に(2)については、昨年度の研究結果に基づいて計10回の英語授業カリキュラムを作成し、宮城県の公立小学校4年、6年の各1クラスにおいて形成的評価を用いたカリキュラム開発を行った。研究協力校となった小学校では総合的な学習の時間として英語教育を位置付け、以上の10回の授業の開始時と終了時に歓迎会、歓送会を加え(この2回は4年生、6年生合同)、毎回カナダ人ALTを迎え、各クラス担任の他にTT教員を加え、3名による授業を行った。さらに(3)のアンケートについては、「小学校英語教育に関するアンケート調査」と題し、小学校への英語導入に賛成か反対か、英語導入に対する利点、問題点計27項目について調査を行い、上越教育大学大学院生256名から回答を得た。最後に(4)については、小学校においてビデオを撮影し、データを収集し、担当者が話し合いの上授業分析の指針を立てた。 以上得られた結果は現在分析中であり、来年度に順次その研究結果を学会、研究会等において発表する予定である。
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Research Products
(1 results)