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2000 Fiscal Year Annual Research Report

総合的な学習の時間新設に伴う教育課程の特質と構造の変化に関する研究

Research Project

Project/Area Number 11480049
Research InstitutionNational Institute for Educational Policy Research

Principal Investigator

工藤 文三  国立教育政策研究所, 教育課程研究センター・基礎研究部, 総括研究官 (30231096)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 長崎 榮三  国立教育政策研究所, 教育課程研究センター, 総合研究官 (50141982)
谷田部 玲生  国立教育政策研究所, 教育課程研究センター・基礎研究部, 総括研究官 (30311137)
有元 秀文  国立教育政策研究所, 教育課程研究センター・基礎研究部, 総括研究官 (40241228)
小林 宏巳  東京学芸大学, 助教授 (30302904)
鳩貝 太郎  国立教育政策研究所, 教育課程研究センター・基礎研究部, 総括研究官 (10280512)
Keywords総合的な学習の時間 / 教育課程 / 教科間関連
Research Abstract

1 総合的な学習の時間の実践の動向については、諸調査などから次のような傾向が見られる。
(1)課題の設定の方法については、教師がテーマを決め、学習課題は児童生徒が決めるタイプが多く、次いで児童生徒が自ら課題を設定するものが多いこと。
(2)取り上げるテーマ(課題)については、地域、環境、国際理解、生き方、福祉の順に多くなっていること。地域や情報は中学校に比べて小学校の方が多く、生き方は中学校の方が多い。
(3)テーマの各学年への配置については、各学年とも異なるテーマとする学校が多く、次いで複数の学年で同じテーマを設定している学校が多い。
(4)指導体制については、小学校の場合は学級担任が、中学校・高等学校では内容に応じて学級担任と教科担任が交代する場合が見られる。
(5)活動内容については、自然体験や社会体験に比べて、見学や調査、研究的活動や報告書作成などの表現活動の割合が高くなっている。
(6)総合的な学習の時間実施の課題としては、先進事例の情報や教職員の研修などが課題として意識されている。
2 教育課程における総合的な学習の時間の位置づけに係わる検討
各学校では、総合的な学習の時間の開発と実施に労力が割かれるあまり、各教科学習との関連や教育課程全体における位置づけが必ずしも明確にされていない傾向がうかがわれる。この課題に応えるため、各教科の学習と総合的な学習の時間の関連を図る方法原理、各学年間の活動の系統性についてさらに検討を進める。

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Published: 2002-04-03   Modified: 2016-04-21  

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