2002 Fiscal Year Annual Research Report
日本語教育支援のための汎用的教材構成要素の開発と流通に関する研究
Project/Area Number |
11480054
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Research Institution | The National Institute for Educational Policy Research |
Principal Investigator |
坂谷内 勝 国立教育政策研究所, 教育研究情報センター, 総括研究官 (70187053)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
及川 昭文 総合研究大学院大学, 教育研究情報資料セ, 教授 (30091888)
小松 幸廣 国立教育政策研究所, 教育研究情報センター, 総括研究官 (50241229)
吉岡 亮衛 国立教育政策研究所, 教育研究情報センター, 総括研究官 (40200951)
加納 千恵子 筑波大学, 文芸言語学系, 教授 (90204594)
鈴木 庸子 国際基督教大学, 教養学部, 助教授 (00216459)
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Keywords | 日本語教育 / 教材構成要素 / システム開発 / データベース / ツール開発 |
Research Abstract |
本研究は,日本語教育の研究者,教師,学習者に役立つ膨大な日本語教育データベースの有効活用を図ることが主たる研究目的である。具体的には,利用者が必要に応じて適切な日本語教育データを瞬時にかつ簡易に取り出すことができるるように,データベースを分析し,日本語教育支援のための教材構成要素を明らかにし,利用に供することである。本研究は4年間の実施計画で進行し,今年度が最終年度である。 本年度は,昨年度の研究開発を継続し,日本語教育用データベースに収録した教材構成要素を処理するツールの開発を行った。特に,マルチメディアを処理するツール(入出力処理,検索処理,リンク処理,パッケージ処理,再加工処理等)の開発と,マルチリンガル(日本語,英語,スペイン語,ポルトガル語,ドイツ語,イタリア語)を処理するツールの開発に重点を置いた。この開発によって,他国語による基本辞書(単語辞書,用例辞書,和英辞書)の検索・出力と音声データ・画像データの検索・出力が可能になった。 今年度は本研究の最終年度であるため,本研究組織が中心となり,平成14年7月に米国カリフォルニア大学サンデェゴ校で,国際会議を開催し各国・地域の現状及び研究成果について情報交換した。最後に,本研究成果を取りまとめ,研究成果報告書を作成した。
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Research Products
(1 results)