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1999 Fiscal Year Annual Research Report

幼児の安静時代謝量の測定並びにエネルギー摂取量と消費量に関する研究

Research Project

Project/Area Number 11490035
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research (B)

Research InstitutionChiba College of Health Science

Principal Investigator

山口 蒼生子  千葉県立衛生短期大学, 栄養学科, 教授 (40166616)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 細山田 康恵  千葉県立衛生短期大学, 栄養学科, 講師 (70196608)
Keywords幼児 / 安静時代謝量 / エネルギーバランス / 栄養診断 / 食事計画
Research Abstract

干葉県匝瑳郡横芝町、H保育園に在園し、園医師により、健康と診断された幼児でかつ、保護者から調査協力に関して承諾書が得られた1歳から3歳までの幼児30名を対象に呼吸代謝装置(日本光電:TEEM-100)による5分間の呼気分析並びに食事調査(24時間思い出し法)、生活時間調査(1分刻みの櫛形タイムスタディ)を実施した。調査実施期間は食事調査と生活時間は指定した日(呼吸代謝装置を用いて呼気分析を実施する前日)とした。実施時期は平成11年10月から12月である。調査実施した結果については以下のようであった。
1.対象園児の身体計測:対象園児の身長、体重は厚生省による乳幼児発育調査値よりも低値であり、第六次改定日本人の栄養所要量(食事摂取基準)の値よりも低い傾向にあった。
2.安静時代謝量の測定結果:3歳児の呼吸測定は順調であったが、1歳、2歳児は継続的なマスクの着用を嫌がった。睡眠時にも実施したがマスクの着用に抵抗を示した。従って、1,2歳児の呼気採取方法について、今後検討が必要であることが判明した。安静状態の維持については1,2歳児も3歳以上児と同様、「ぬりえ」が効果的であったし、動物の「象」が男女児とも好むことも判明した。そのため、今回は安静時代謝量の実態については報告しないことにした。
3.摂取エネルギーと消費エネルギーの実態:性・年齢別摂取エネルギーと消費エネルギーの実態並びに基礎代謝量の関連について検討した。男児の摂取エネルギーが消費エネルギー量より高い傾向にあり、女児については1,2歳児の消費エネルギーが摂取エネルギー量より高い傾向にあったが性、年齢別いずれの項目も統計的有意差は認められなかった。第六次改定日本人の栄養所要量(食事摂取基準)の値と比較した結果も低値であった。

URL: 

Published: 2001-10-23   Modified: 2016-04-21  

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