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2000 Fiscal Year Annual Research Report

表面波ウェーブレット解析によるコーティング層の機械的特性評価システムの開発

Research Project

Project/Area Number 11555027
Research InstitutionTOKYO INSTITUTE OF TECHNOLOGY

Principal Investigator

岸本 喜久雄  東京工業大学, 大学院・理工学研究科, 教授 (30111652)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 井上 裕嗣  東京工業大学, 大学院・理工学研究科, 助教授 (90193606)
Keywords表面波 / ウェーブレット変換 / 分散性波動 / 非破壊検査 / コーティング層 / 弾性定数
Research Abstract

材料の表面を高強度化あるいは高機能化するために,めっき,熱処理,PVD,CVD,溶射などの多様なコーティング技術が利用されている.目的に適った強度や機能を有するコーティングを施し,有効に使用するためには,コーティング層の材料特性,密着性,剥離,摩耗などの評価や検出が必要である.そこで,本研究では,表面波探触子とウェーブレット解析を併用することにより表面波の分散特性を正確かつ簡便に計測する技術を発展させ,超音波によるコーティング層の非破壊評価の実用化を図ることを目的とする.具体的には,これまでに開発した表面波探触子の改良を進めるとともに,ウェーブレット解析による分散特性の算定などの演算処理をできる限り自動化することによって,実用に適するシステムの構築を試みた.すなわち,分散性波動の波形解析に対してウェーブレット変換を適用することによって弾性波パルスの到達時刻を周波数毎に求める方法について,その精度を向上させる方法について検討するとともに,そのソフトウェアーの整備を行った.さらに,コーティング材の非破壊評価への適用可能性について検討するために,比較的広帯域のLamb波を送受信するために開発した接触型探触子を用いた実験を行い,弾性定数を同定した.その結果,本手法は,十分な有用性を有していることを明らかにした.

  • Research Products

    (1 results)

All Other

All Publications (1 results)

  • [Publications] H.Inoue: "NDE of Plates and Coating Using Contact-Type Line-Focus Ultrasonic Probe"Proc.10th.Int.Sympo.Nondestructive Characterization of Materials. 455-456 (2000)

URL: 

Published: 2002-04-03   Modified: 2016-04-21  

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