2000 Fiscal Year Annual Research Report
支圧型補強土における破壊機構の解明と信頼性設計法導入に関する研究
Project/Area Number |
11555129
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Research Institution | OSAKA UNIVERSITY |
Principal Investigator |
松井 保 大阪大学, 大学院・工学研究科, 教授 (20029143)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
小田 和広 大阪大学, 大学院・工学研究科, 助手 (00185597)
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Keywords | 補強土 / 支圧抵抗力 / グリッド補強材 / 破壊機構 / 信頼性設計法 / 遠心載荷実験 / 現場計測 |
Research Abstract |
信頼性設計法を補強土構造物に導入するためには,輔強土の補強メカニズムをより詳細に解明することが必要であり,地震多発地帯にある我が国においては特に地震時における支圧型補強土構造物の挙動を知ることが重要であることがわかった。このため,繰返し上載圧下における支圧型補強材の引抜き抵抗力および繰返し上載圧と繰返し引抜き力を受けた際の支圧型補強材の引抜き抵抗力について繰返し引抜き試験装置を用いて検討し,動的荷重が作用した際の支圧抵抗力低下特性を明らかにした。 また,現場計測データ収集過程において降雨後に補強土壁面が大きく変形するという報告があったことを受けて,降雨による補強土の変形挙動について検討するため,兵庫県に実物大補強土壁を建設し,降雨量および壁面変形量を約半年間,毎日計測を行った,そして,降雨量,降雨時期(補強上建設後の日数)と壁面変形量の関係について明らかにした。
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Research Products
(2 results)
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[Publications] Y.Nabeshima,T.Matsui and S.G.Zhou: "Tensile strength of joint systems between reinforcements in steel grid reinforced earth walls"Proceedings of 3rd International Conference on Ground Improvement Tequniques. 269-276 (2000)
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[Publications] 鍋島康之,周詩廣,松井保: "スチールグリッド引抜き試験における支圧艇庫力の相互干渉と補強材周辺の土圧挙動"第4回地盤改良シンポジウム発表論文集. 69-72 (2000)