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2000 Fiscal Year Annual Research Report

標準天空による昼光照明設計法の実用化に関する研究

Research Project

Project/Area Number 11555158
Research InstitutionKyushu University

Principal Investigator

古賀 靖子  九州大学, 大学院・人間環境学研究院, 助教授 (60225399)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 井川 憲男  (株)竹中工務店技術研究所, 研究開発部, 主任研究員
KeywordsIDMP(国際昼光測定プログラム) / 日射 / 昼光 / ALL SKY MODEL / 天空輝度分布 / 標準天空 / 昼光照明 / グローバル照度
Research Abstract

平成12年度は、ALL SKY MODELの構成方法を改良し、All Sky Modelとして全天型の天空輝度分布モデルを完成した。項目毎の研究成果を以下にまとめる。
・天空輝度分布を推定する指標
天空輝度分布以外の昼光や日射に関する実測値や計算値から、全ての天空輝度分布を推定する指標を再検討した。グローバル照度による基準グローバル照度の取り扱い方法などを改良し、これより定義する正規化グローバル照度を、太陽高度に依存しない天空輝度分布を推定するための指標とした。
・全天型相対天空輝度分布モデル
相対天空輝度分布の数式は、全ての天空状態を同一の天空指標で連続的に表す必要がある。また、同時に、実測結果と合致しなければならない。よって、それをグラデーション・ファンクションと散乱インディカトリックスの関数とし、実測値に基づく回帰分析により係数を決定した。
・全天型天頂輝度モデル
全天型天空輝度分布モデルを実際に応用するには、その絶対値が必要である。そのため、任意の太陽高度の、任意の天空状態の天頂輝度を、正規化グローバル照度の関数として開発した。
・All Sky Model
絶対値で表すAll Sky Modelは、全天型相対天空輝度分布と全天型天頂輝度の積で求めることができる。All Sky Modelの構成には、グローバル照度のみによる場合と、同時測定したグローバル照度と全天空照度による場合の、2通りが可能である。あるいは、気象台で常時測定しているグローバル放射照度と、適切な発光効率からも構成できる。

  • Research Products

    (2 results)

All Other

All Publications (2 results)

  • [Publications] 井川憲男,中村洋: "すべての天空状態を示す天空輝度分布モデル"日本建築学会大会学術講演梗概集. D-1. 483-484 (2000)

  • [Publications] 井川憲男,中村洋,松澤朋子,古賀靖子: "標準天空としてのAll Sky Modelの提案 第1報 天空輝度分布の測定,データの整備,天空輝度分布の指標"照明学会誌. 第85巻第2号. 131-140 (2001)

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Published: 2002-04-03   Modified: 2016-04-21  

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