1999 Fiscal Year Annual Research Report
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11556045
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| Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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| Research Institution | Kagoshima National College of Technology |
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Principal Investigator |
内谷 保 鹿児島工業高等専門学校, 土木工学科, 教授 (70038107)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
江崎 秀司 鹿児島工業高等専門学校, 機械工学科, 教授 (40185111)
中島 正弘 鹿児島工業高等専門学校, 機械工学科, 教授 (70124170)
望月 博昭 鹿児島大学, 農学部・農業システム工学科, 助教授 (70038058)
黒木 祥光 鹿児島工業高等専門学校, 電気工学科, 講師 (60290847)
田畑 隆秀 鹿児島工業高等専門学校, 機械工学科, 講師 (50290846)
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| Keywords | 散水器 / 農業工学 / 噴流 / 流体素子 |
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| Research Abstract |
報告者らの以前の研究から,本研究の根幹をなす渦室発振素子から流出する水噴流の発振角度や発振周波数が調査され,また最大散水角度が得られる散水器出口幅や発振周波数を制御する圧力回復孔直径などの幾何学的情報も得られている.したがって,本研究ではこの研究成果をもとに,渦室発振素子を周方向に複数個配置した農業用散水装置を試作した.すなわち,直径100mmのアクリル丸棒からNCフライス盤やNC旋盤などを用いて,頂部に圧力容器としてドーム形貯水槽をもつ農業用散水器を試作した.そして,これを用いて,散水角度や散水範囲などの散水特性に及ぼす渦室発振素子の個数の影響を実験的に現在,調べている.この散水分布と散水量を調べる実験は,直径50mmの上部が空いた円筒形缶を縦9列,横12列に並べた計108個の缶に散布される水の水位から散水量分布を測定している.また本学が平成8年度に先端設備として導入した「可視化情報システム」の一つである高速度カメラを用いて,散水の水滴の大きさである散水粒度も調べている.
今後は散水量分布および散水粒度の実験的調査から,農業用散水器として最適な渦室発振素子の個数を求める予定である.
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