2000 Fiscal Year Annual Research Report
CdZnTe半導体を用いた手術用RIプローブシステムの開発
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11557142
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| Research Institution | The Nippon Dental University |
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Principal Investigator |
土持 眞 日本歯科大学, 新潟歯学部, 教授 (20095186)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
白幡 孝 株式会社アクロラド(新社名), 新規開発部門, 代表取締役,責任者
阪原 晴海 浜松医科大学, 医学部, 教授 (10187031)
羽山 和秀 日本歯科大学, 新潟歯学部, 講師 (60120713)
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| Keywords | γカメラ / γプローブ / CdTe検出器 / 半導体検出器 / 術中RI検出器 / RIデテクター / センチネルリンパ節 / RIGS |
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| Research Abstract |
【目的】Radio-guided Surgeryで使用されている術中RIプローブは手術中に直接臓器に接触させることによって病巣部やリンパ節のラジオアイソトープ(RI)を検出して切除範囲を決定したり、リンパ節廓清の選択あるいは廓清範囲の設定に利用されている。この手術用RIプローブはRIの計数率のみの測定で、画像化は行われていない。私達は術中にRI集積の画像が得られる術中用小型高分解能ガンマカメラを開発した。
【方法】検出器はCdTe半導体array、プリアンプ、鉛シールド部から構成されており、外寸は縦152mm横166mm高さ65mmで、視野は44.8mmx44.8mmであった。また、コリメータはタングステン製であり、1.0mmx1.0mmの孔を有し、厚さは10mmであった。
【結果】このガンマカメラの空間分解能はFWHMで1.6mm(視野の中央)、エネルギー分解能はTc-99m(140keV)で3.5%、最大計数率はコリメータ無しで200kcpsと良好であった。【結語】小型高分解能ガンマカメラを開発した。この小型で軽量な装置は乳癌のセンチネルリンパ節biopsyなどのradio-guided Surgeryに有用なものと成り得ると思われた。上記の概要をヨーロッパ核医学会議にて発表した.私達の発表はハイライト講演で紹介されるという名誉に浴した.7月に新潟で行ったプロトタイプの実験で半導体アレーの接続について問題点が判明した.9月に協力施設のIDE-AS社(Hovik,Norway),Radium Hospital(Oslo,Norway)にて開発会議を行い,一部に改良を施した.12月に完成し,ノルウエーより新潟に改良機を持ち込み実験を継続した.現在は乳癌センチネルリンパ節をシュミレートしたファントームを作成して性能を評価中である.12月には第二回国際センチネルリンパ節学会(サンタモニカ,米国)にて本ガンマカメラの発表を行った.2001年7月には第46回,SPIE,The International Symposium on Optical Science and Technology(サンジェゴ,米国)のMedical Applications or Penetrating Radiation IIにて招待講演することになっている.
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Research Products
(1 results)
