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1999 Fiscal Year Annual Research Report

電気刺激のないラット走トレーニング装置の開発

Research Project

Project/Area Number 11558001
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research (B)

Research InstitutionTokyo Institute of Technology

Principal Investigator

須田 和裕  東京工業大学, 大学院・社会理工学研究科, 助教授 (70192135)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 飯星 穣治  DKH株式会社, 開発部, 研究員(研究職)
Keywords走路 / 画像処理 / 運動量 / ラット / 自律神経作動薬 / 脂肪分解反応
Research Abstract

本年度の研究では初めにトレーニング用走路の設計製作を行った。走路は1匹用として設計製作したが、将来複数匹を同時に走行できるようなシステムに改良してゆく計画である。
画像処理部分では、配分額の関係で当初計画した画像処理システムを利用することができなかった。このため別の画像処理システム(Frame-DIAS II)を利用してトレーニング装置を開発することにした。この画像処理システムを利用した場合、ビデオに収録すること、メモリに一度画像を取り込む必要があることなどのため、1日の運動量を計測することに適しているが、数週間に及ぶトレーニングには向いていない。また、精度よくラットの運動量を測定するためには画像の2値化の際にラットの映像がきれいに分離される必要がある。分離をよくするために反射テープあるいは反射マーカーをラットに張り付けることと、ライトを当てる必要になる。しかし、ラットにとってはこのようなことがストレスとなる可能性がある。そこでこれらの操作をしなくてもよく、長期間にわたって運動量を計測できるようにコンピュータプログラムを開発中である。ここで画像処理速度の問題となるが画像処理のため計算は大量になるが最低でも1秒に1回ラットの位置を検出できるようにプログラムを作成する予定である。
トレーニング装置の開発と同時にこのシステムを使った運動と従来のトレーニング装置を使った運動の効果を比較するため、トレッドミル走行、および走行を全くしないラットの自律神経作動薬に対する脂肪分解反応について実験を行った。その結果一過性の運動を行わせると脂肪分解反応の感受性が高まる傾向であることがわかった。

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Published: 2001-10-23   Modified: 2016-04-21  

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