2001 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
11558020
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Research Institution | TAKUSHOKU UNIVERSITY |
Principal Investigator |
竹谷 誠 拓殖大学, 工学部, 教授 (90197343)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
早川 栄一 拓殖大学, 工学部, 専任講師 (40262240)
蓑原 隆 拓殖大学, 工学部, 助教授 (80239334)
高橋 延匡 拓殖大学, 工学部, 教授 (70111630)
佐々木 整 拓殖大学, 工学部, 専任講師 (80276675)
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Keywords | VR技術 / バーチャル・リアリティ / バーチャル・スクール / 3D教材 / アバタ |
Research Abstract |
平成11年度は、バーチャル・システムの諸要件を抽出し、バーチャル・スクールの詳細設計とプロトタイプの開発をおこない、実験を実施し、その評価結果をまとめた。 11年度に開発したインターネット上でのバーチャル・スクールにおいては、一定の成果が得られたものの学習上の問題点も明らかとなった。最大の問題は、3D教材の統一的な作成方法や操作上のインタフェースが整備されていない点であった。 そこで12年度は、3D教材を作成するためのフォーマットを定義し、統一化されたインタフェース利用環境のプロトタイプを開発した。まずフォーマットとしてシーングラフ、制御ロジック、ネットワーク上での協調動作機能などを定義し、ロジックの記述方法を統一した。またバーチャル・スクールで学習者の分身となるアバタを開発し、スクール内でのコミュニケーション機能を充実させた。本研究の共通プラットフォームは教材開発者の開発のコストを軽減するとともに、学習者の利用のし易さに寄与するものと考える。 それを証明するために、13年度には共通プラットフォームを用いて教材開発する場合と用いない方法で開発する場合とを比較吟味した。その結果、本提案法による開発は従来の方法と比して、約5分の1で実現できることを確認し、その有効性を検証した。
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Research Products
(6 results)
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[Publications] 白戸博, 佐々木整, 竹谷誠: "バーチャルリアリティ技術を用いた遠隔教育システムの開発と適用"電子情報通信学会論文誌D-I. J83,6. 619-626 (2000)
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[Publications] 岩崎昇一, 佐々木整, 竹谷誠: "3D教材開発用共通プラットフォームの提案"電子情報通信学会教育工学研究会. ET83. 53-58 (2000)
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[Publications] 早川栄一, 高橋延匡: "仮想計算機科学博物館の概要"情報処理学会第60回全国大会論文誌. 4M-7. (2000)
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[Publications] 千葉竜一, 早川栄一, 高橋延匡: "仮想計算機科学博物館における計算機シミュレータの実現"情報処理学会第60回全国大会論文誌. 4M-8. (2000)
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[Publications] 岩崎昇一, 佐々木整, 竹谷誠: "3D教材開発共通プラットフォームの開発(II)"日本教育工学科委第17回全国大会. 2a24-04. 513-514 (2001)
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[Publications] 川戸貴博, 今井智明, 佐々木整, 竹谷誠: "公開範囲を指定可能な学習成果物発信システム"教育システム情報学会. No.4. 29-34 (2001)