2000 Fiscal Year Annual Research Report
ノート型小型計算機を用いた可搬型多機能情報教育システムの開発
Project/Area Number |
11558022
|
Research Institution | Sasebo National College of Technology |
Principal Investigator |
吉田 克雅 佐世保工業高等専門学校, 電気工学科, 助教授 (20141955)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
高比良 秀彰 佐世保工業高等専門学校, 電気工学科, 講師 (80249896)
川崎 仁晴 佐世保工業高等専門学校, 電気工学科, 助教授 (10253494)
南部 幸久 佐世保工業高等専門学校, 電気工学科, 助教授 (00228115)
三橋 和彦 佐世保工業高等専門学校, 電気工学科, 助手 (60311114)
|
Keywords | 情報教育 / 無線LAN / マルチメディア教育 / ノート型パソコン / 教育システム |
Research Abstract |
本研究は,ノート型パソコン数十台を教室や教育用実験室に設置し,パソコン室や視聴覚教室等の特別教室と同等以上の情報及び総合教育を行なえる教育システムの提案と実用化を目的として研究を行っている.本年度得られた研究成果を,以下に示す. 1.可搬型多機能教育システム(試作)の動作の安定性の確認(昨年度より継続)[吉田,他4名] 昨年度,無線LANによってネットワーク接続された6台のノート型パソコンとプロジェクターの動作の安定性を確認するために,無線LANを遮るような人の配置,障害物(ロッカー等)によるネットワークの安定性について調査を行った.その結果,同じ部屋(教室)の中であれば,人や障害物の配置で見通し通信ができない状態であっても,ネットワークの不具合は生じないことが確認された. 2.実験授業の実施[吉田,他4名] (1)5年生の実習の授業に本システムを試行的に導入. システムが小規模のため,少人数で行なわれている実習に本システムを導入し,ホームページ作成実習を本校電気工学科5年生に体験させ,提出レポートから本システムの有用性を分析した.次年度は実習テーマに整合した学年を選択し,本システムの有効な活用法を検討する. (2)専攻科の学生の「特別研究」の授業に本システムを導入. 昨年から引き続き,少人数授業が行なわれている専攻科の特別研究に本システムを導入し,本システムとマルチメディアプロジェクタを用いたペーパーレスの口頭発表の演習を行なった.発表内容と原稿は.実際の学会で発表に使用するのものを用い,より実践的な内容となるよう配慮した.その結果,各学生の発表内容は想像以上に質の高いものとなり,本研究の有用性が確認された.
|
Research Products
(4 results)
-
[Publications] 三橋和彦 他: "Videomicroscope study on Brownian motion of Microbead in Type-A Gelatin Gel"Program and Abstract on East Asian Biophysics Symposium 2000. 252-252 (2000)
-
[Publications] 三橋和彦 他: "ビデオ顕微鏡法による生体ゲルの物性測定における再現性"第61回応用物理学会学術講演会講会予稿集. 1104-1104 (2000)
-
[Publications] 三橋和彦 他: "ゼラチンゲルの相転移過程における揺らぎの解析とpH,界面活性剤依存性測定"生物物理. 第40巻,Supp.1. S12-S12 (2000)
-
[Publications] 吉田克雅 他: "二方向性電磁鋼板の二次元磁気性と非線形性の処方"第12回 電磁力関連のダイナミックスシンポジウム. 255-258 (2000)