2000 Fiscal Year Annual Research Report
知識主導型モデルを用いた次世代文書認識システムの構築
Project/Area Number |
11558043
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Research Institution | Tohoku University |
Principal Investigator |
加藤 寧 東北大学, 大学院・情報科学研究科, 助教授 (00236168)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
鈴木 雅人 東京工業高等専門学校, 情報工学科, 助教授 (50290721)
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Keywords | 文書認識 / 知識処理 / 文字認識 |
Research Abstract |
文字認識技術は、音声認識技術と共にひとに優しいマルチメディア情報化社会の実現に重要な役割を担っており、国内外で盛んに研究が行われている。本研究では、知職主導型モデルを用いた次世代文書認職システムを提案しシステム開発を行った。具体的には、切出し技術、認識技術、知識処理技術の開発を行い、知識処理を中心に据えた高精度な文書認識システムを構築した。本研究では、当初の計画通りに研究を進め、所望の成果が得られた。以下、概要について述べる。 ・システム全体の設計を行い、認識精度および認識速度を保証するための各処理部の仕様を検討し決定した。また、文書認識システムとして実用化する場合のユーザーインターフェースの設計を行った。 ・知識処理技術の開発を行った。具体的には、入込み文字や接触文字等が原因で起きる切出し誤りを知識処理によって検出し、切出し部にフィードバックする新しい知識処理法を開発した。 ・知識主導モデルの開発を行った。具体的には、知能処理部から得られた結果を切出し部にフィードバックし、切出し位置の決定および誤認識の判定に利用する手法を開発し、手書き宛名を対象とした認識実験において、高い認識精度を実現した。 ・システム全体を統合し、操作インターフェースを含むソフトウエアを構築した。
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Research Products
(4 results)
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[Publications] 徳本一崇: "候補あて名の優先度付けによる高速大分類法を用いた手書きあで名認識システム"電子情報通信学会論文誌D-II. J84・1. 83-92 (2001)
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[Publications] 和泉勇治: "2乗結合を持っ多層パーセプトロンによる手書き文字の高精度認識"電子情報通信学会論文誌D-II. J83・10. 1969-1976 (2000)
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[Publications] Nei KATO: "A Handwritten character Recognition System Using birectional Feature and Asymmetric Maharanobis Distance."IEEE Trans.on PAMI. Vol.21 No.3. 258-262 (1999)
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[Publications] 鈴木雅人: "候補字種の動的抽出を用いた手書き宛名の2段認識手法"電子情報通信学会論文誌D-II. J82・11. 1895-1902