1999 Fiscal Year Annual Research Report
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11610027
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| Research Institution | Tohoku University |
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Principal Investigator |
鈴木 岩弓 東北大学, 文学部, 教授 (50154521)
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| Keywords | 死生観 / 墓 / 墓碑銘 / 墓地 / 屋敷墓 / 仙台市 |
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| Research Abstract |
本研究に対する助成は「追加採択分」として配分されため、研究代表者が内定を知ったのは平成11年の10月下旬のことであった。そこで、年度内に研究を遂行するために残された5ヶ月間を、申請時の研究計画を多少変更して構成し直し、以下の四点から研究課題の遂行を目指した。
(1)仙台市青葉区および泉区の寺院墓地・部落有墓地・個人有墓地での資料収集
気候上、フィールドワークの困難な時期であったが、市内でも温暖な東部地区において三カ所の地域の調査を完了した。
(2)資料のデータベース化
(1)で収集した資料を、同時並行的にコンピュータに入力し、データベースの構築を計った。
(3)移入墓石に関する実態調査
仙台市へ移入された墓石に注目し、その理由等に関する詳細な資料収集のため、以前建てられていた地域、具体的には福島県只見町へ出向いて移入の背景になる情報を収集してきた。
(4)他地域の墓制の情報収集
仙台市の墓制の特徴を確定する意味から、他地域の典型的墓制の実態に関する情報収集を行った。具体的には、出雲平野の「屋敷墓」と、仙台伊達藩から分かれた宇和島藩の古刹を手がかりに、情報収集してきた。
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