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2000 Fiscal Year Annual Research Report

墓の変化からみた現代人の死生観の展開

Research Project

Project/Area Number 11610027
Research InstitutionTOHOKU UNIVERSITY

Principal Investigator

鈴木 岩弓  東北大学, 大学院・文学研究科, 教授 (50154521)

Keywords死生観 / 墓 / イエ意識 / 墓地 / 現代日本人 / 仙台市 / 屋敷墓 / 墓碑銘
Research Abstract

本年度の研究では、仙台市内における墓地状況の実態調査を中心に、そこから派生した問題に関する他地域での資料収集、そしてまた墓制研究の実態把握の意味からのデータベースづくりの三つの柱を立て、それら個別課題の成果を統合することで当初目的を達成するよう実施した。
1 仙台市内の墓地状況の実態調査
仙台市内の市営墓地と民営墓地、そしてまた寺院墓地・部落有墓地の典型的事例を青葉区と泉区の中から10カ所ほど集めて墓石調査を実施した。またさらに、キリスト教墓地も二カ所選んで墓石調査を行った。
2.他地域での資料収集
仙台市内の墓地調査を進める中から、特に「墓相」に基づく造墓行動が見られることに気づき、その点の資料収集のため、京都への出張を行った。また合祀墓の模索も行われていることから、横浜etc.の新たな合祀墓を進めている地域へ出向き、その資料を収集した。
3.墓制関係文献データベースの作成
墓制へのアプローチは、さまざまな領域からの学術研究のみならず、「お墓ウォッチング」的な関心からの、また実用書的なガイドとしての文献が数多く出版されている。今回はその両者をできる限り網羅すべく網を打ち、墓制に関する総合的な文献データベースを作成した。
以上を通じた成果に関しては、現在岩田書院から単行本を発行する予定で準備を進めている。

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Published: 2002-04-03   Modified: 2016-04-21  

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