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1999 Fiscal Year Annual Research Report

音と匂いの複合刺激を用いた驚愕プローブ効果の検討

Research Project

Project/Area Number 11610084
Research InstitutionOsaka Prefectual College of Nursing

Principal Investigator

山田 冨美雄  大阪府立看護大学, 看護学部, 助教授 (50183687)

Keywords音刺激 / 評価 / 快適性評価 / 感情 / 驚愕プローブ効果 / デジタル音源
Research Abstract

聴覚刺激と嗅覚刺激の複合刺激事態において驚愕プローブパラダイムの効果を評価することを目的として、今年度は聴覚-嗅覚複合刺激セットの開発と、実験システムの開発を行った。
1.標本音の作成 自然音、環境音、人工音、楽音を収集し、デジタル音源データベースを作成した。これらの音源はCDならびに必要に応じて現場からサンプリングして得た。
2.快適性評価予備実験 合計45種のデジタル音源を、音圧レベルを一定にし、持続時間10s、音のエンベロープを0.1〜0.5sに加工して大学生11名に聞かせ、音の心地よさ、聞いた経験の有無などを評価させ、本実験の実験材料選択に供した。
3.快適性・経験の有無等評価本実験 男女大学生77名を被験者として、27種類の音刺激を10s間提示し、合図の後5s間で心地よさ(快-不快度)を6段階尺度で評定させた。これらの評定終了後3min間休息の後、再度同じ音刺激を同じ順序で10s間提示し25s間で以下の3つの評定を行わせた。すなわち(1)音の名称記載、(2)聞いた経験の程度(5段階尺度)、(3)音を快・不快と感じたきっかけ(自由記載)であった。音刺激評定の後、実験に使われた音に関係する体験の有無、印象に残った音について(自由記載)、実験中の心身状態等について内省報告を得た。本実験から個々の音刺激の心地よさの男女別平均値、標準偏差、分布形状など基礎統計値が得られるとともに、音刺激から惹起される感情、記憶、判断などの認知過程との関連を目下分析中である。するちなみに最も不快は歯医者のドリル音、最も快は風鈴の音であった。
4.驚愕プローブ効果の実験 嗅覚刺激を用いた驚愕プローブ効果の最適実験条件を探るために、代表的な嗅覚刺激4種を用いた予備実験を行い、最適先行時間が1.5sであることを確認した。

  • Research Products

    (2 results)

All Other

All Publications (2 results)

  • [Publications] Fumio Yamada, Hiroshi Asada, & Hajime Nagai: "Effect of lead interval upon magnitude of startle eyeblink reflex wiht olfactory stimulation"Psychophysiology. 39(Suppl.). (1999)

  • [Publications] Hiroshi Asada & Fumio Yamada: "The origin of blinking:MEG study"Psychophysiology. 39(Suppl.). (1999)

URL: 

Published: 2001-10-23   Modified: 2016-04-21  

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