1999 Fiscal Year Annual Research Report
地域生活行動とストレス:コミュニティストレス尺度の構成
Project/Area Number |
11610137
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Research Institution | Shirayuri College |
Principal Investigator |
山内 宏太朗 白百合女子大学, 文学部, 教授 (30174767)
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Keywords | ストレス / コミュニティ / 尺度 / 生活環境 / 都市 |
Research Abstract |
本研究の初年度にあたる平成11年度においては、下記の課題が実施された。 1)コミュニティストレス尺度の構成のために、そのパイロットスタディである平成8〜10年度研究による「近隣ストレス尺度構成に関する基礎的研究」(課題番号08610141)おいて明らかにされた暫定尺度の効用と問題点の検討し、コミュニティストレスの尺度構成のための基本的分析方針が決定された。 2)また、既に平成8〜10年度研究において、暫定尺度を使用して蒐集されたデータに関して、追加の分析を行い、その結果を基にストレス量と心理社会的諸要因間の関係について検討が行われた。 3)コミュニティストレス尺度の標準化の基礎資料を得るために、上記暫定尺度を基に、さらに検討すべき下位尺度項目を見いだすために、下記の調査を、調査面接法を使用して実施した。 (日)調査対象地域:東京都 (月)調査地区特性:広域面開発集合住宅団地 (火)調査対象者属性:専業主婦、20歳〜60歳代、核家族 (水)調査対象数:24名(6名×ライフステージ別4グループ)
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