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1999 Fiscal Year Annual Research Report

縄文時代における遺物の集積および離散現象からみた遺跡の構造論的研究

Research Project

Project/Area Number 11610419
Research InstitutionMeiji University

Principal Investigator

阿部 芳郎  明治大学, 文学部, 助教授 (10221730)

Keywords縄文時代 / 土器塚
Research Abstract

今年度の研究成果は大きく2つにまとめるとができる。
1 縄文土器を大量に集積する遺跡を対象とした、表面調査と測量および土器集積層の発掘調査。(千葉県佐倉市遠部台遺跡)
2 土器を大量に集積させる遺跡とそれをとりまく周辺遺跡との関係の解明を目的とした遺跡踏査。
1 は千葉県佐倉市遠部台遺跡の土器塚の調査を実施し、縄文時代後期の土器を大量に集積させた「土器塚」を発見した。また一部の集積土器を回収し、その内容について基礎的な分析を終了した。2 は遠部台遺跡をとりまく周囲5km圏内の遺跡群を踏査し、遺跡間の経路や、個々の遺跡の年代と特徴について考察するための基礎資料を収集した。いずれも研究計画初年度の成果であるため、今後の分析資料の回収を主としたものであるが、とくに土器塚の形成過程やその背景を考察するための多くの情報を得ることができた。

URL: 

Published: 2001-10-23   Modified: 2016-04-21  

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