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1999 Fiscal Year Annual Research Report

記述的日本語研究のための電子化コーパスの試作と活用の研究

Research Project

Project/Area Number 11610442
Research InstitutionThe National Institute for Japanese Language

Principal Investigator

山崎 誠  国立国語研究所, 言語体系研究部・第1研究室, 室長 (30182489)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 塚本 秀樹  愛媛大学, 法文学部, 助教授 (60207347)
田野村 忠温  大阪外国語大学, 外国語学部, 助教授 (40207204)
加藤 安彦  国立国語研究所, 国語辞典編集室, 室長 (90233824)
Keywordsコーパス / テキストデータ / 研究文献リスト / 国語辞典 / 用例
Research Abstract

1.既存のコーパスに関する調査
(1)国立国語研究所で所蔵するテキスト化されたデータのうち、「現代雑誌九十種の用語用字調査」の本文データを入手し、テキストデータとして利用できる形式に加工した。
(2)インターネット上のテキストデータについては、「青空文庫」のデータを収集した。
(3)日本語研究文献におけるコーパス利用の実態について調査し、実例と作例の割合、その利用のされ方について報告した(山崎誠,文法研究における用例と作例,第43回計量国語学会大会,1999年9月25日,筑波女子大学)
2.記述的日本語研究のための電子化コーパスの設計・試作の準備
(1)同時代の言語資料で、主に書きことばを中心に資料を収集、付加情報はとくに付けず、より多くの種類の文章が集まることを優先することにした。
(2)コーパス作成の準備的資料として、小説1冊、実用書1冊、自書1冊、新書1冊、ドラマのシナリオ18編を入力した。
(3)語彙的にバランスのとれたコーパスかどうか評価するために、以下の2文献のデータベース化に着手した。
・『新明解国語辞典第5版』、『岩波国語辞典第5版』をテキスト化し、見出し、表記、意味記述、用例などの項目ごとに整理した。
・『現代雑誌九十種の用語用字 全語彙・表記』を入手し、品詞情報を付加した。
3.コーパス利用研究文献リストの作成
1985年以降の人文系日本語研究におけるコーパスを積極的に利用した文献のリストを作成した。
4.関連する研究発表
・日本語文型研究資料としての英和辞書の活用-小学館『プログレッシブ英和中辞典』(第3版)の動詞の意味記述の利用(山崎誠,JACET英語辞書研究会第3回ワークショップ,1999年12月11日,園田学園女子大学)
・現代語の複合辞の意味・用法-「だけに」の用法を探る-(山崎誠,平成11年度国立国語研究所研究発表会ポスター発表,1999年12月21日)

  • Research Products

    (3 results)

All Other

All Publications (3 results)

  • [Publications] 田野村忠温: "外来語アクセントにおける原語の発音の関与について"日本語科学. 5. 67-88 (1999)

  • [Publications] 田野村忠温: "意味分析と電子資料-副詞「よほど」の分析を例に-"日本語意味と文法の風景-国広哲弥教授古稀記念論文集-. 211-224 (2000)

  • [Publications] 田野村忠温: "現代日本語資料としてのインターネット"大阪外国語大学における情報処理教育・研究の高度化. (2000)

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Published: 2001-10-23   Modified: 2016-04-21  

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