戦前期日本外務省の組織-人事・文書に関する基礎的研究

1999 Fiscal Year Annual Research Report

• Project/Area Number: 11620081
• Research Institution: Hiroshima University
• Principal Investigator: 小池 聖一 広島大学, 総合科学部, 助教授 (70274024)
• Co-Investigator(Kenkyū-buntansha): 佐藤 元英 駒沢大学, 文学部, 教授 (70276450) ; 市橋 勝 広島大学, 総合科学部, 助教授 (10223108)
• Keywords: 日本 / 外務省 / 人事 / 文書 / 組織 / 戦前 / 歴史 / 政策科学

Research Abstract

平成11年度には、外務省年金監等を用いて1894年から1945年までの外務省職員(キャリア)のデータ・ベース化を行こなった(システム構築)。あわせて制度・組織改編に関する外務省記録、文書に関する外務省記録の収集を行こなった。また、外務省機構改編に関する文献・史料および外交官関係の文献についてリストを作成した。今後は、サンプルの抽出作業と具体的な分析を行なう予定である。
なお、データ・ベースは約650サンプルであり、詳細なエクセルデータ(年に帰属)と個人に属性を有するアクセス・データの二種類で行こなった。

Research Products

• [Publications] 小池聖一: "森戸辰男、人と思想"広島大学史紀要. 1. 57-68 (1999)
• [Publications] 小池聖一: "第一次大戦後期、日本の対中国政策"五四運動八十週年学術研討会論文書. 93-109 (1999)
• [Publications] 市橋勝、越智泰樹、安武公一: "Basic relations between Social Accounts and Walras' Lawwith Some economic identities"社会文化研究. 25. 84-114 (1999)
• [Publications] 佐藤元英: "近代日本の外交と軍事-権益擁護と侵略の構造-"吉川弘文館. 303 (2000)