1999 Fiscal Year Annual Research Report
視覚感性言語駆動型意匠形状設計支援高品位化システムの開発
Project/Area Number |
11650138
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Research Institution | Keio University |
Principal Investigator |
青山 英樹 慶應義塾大学, 理工学部, 助教授 (40149894)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
松岡 由幸 慶應義塾大学, 理工学部, 助教授 (20286636)
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Keywords | 意匠設計 / 感性 / 感性言語 / 形状モデリング / 高品位意匠形状 |
Research Abstract |
本研究は,平成11年度と平成12年度の2ヶ年で実施される。平成11年度の研究実績概要は下記のとおりである。 (1)デザイナーがデザイン活動の中で用いている意匠形状を視覚感性的に表現する言語(本研究では視覚感性言語と定義)を抽出し,その言語が形状に及ぼす定量化パラメータを導出した。 (2)上記(1)で抽出された視覚感性言語とそれにより制御される工学的形状パラメータを対応づけ,視覚感性言語で形状制御するためのパラメータを明らかにした。 (3)視覚感性言語を用いて形状制御パラメータを変化させることにより,形状のモデリングと形状の修正・変更が可能な意匠形状設計支援システム(視覚感性言語駆動型意匠形状設計支援システム)の概念設計を行った。 (4)視覚感性言語駆動型意匠形状設計支援システムの基本設計・詳細設計を行った。この段階で,上記(2)で明らかにされた視覚感性言語と形状制御パラメータの形状モデリングヘの適用法を検討した。 (5)視覚感性言語駆動型意匠形状設計支援システムに関する基礎システムの開発を行った。 (6)視覚感性言語および形状制御パラメータにより,モデリングされた形状をハイライト曲線,曲率分布などの工学的パラメータを用いて,曲面形状を高品位化するためのシステム(意匠形状高品位化システム)の概念設計を行った。 (7)意匠形状高品位化システムの基本設計・詳細設計を行った。この段階で,上記(2)で抽出された視覚感性言語,形状制御パラメータの形状モデリングへの適用法を検討した。
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