1999 Fiscal Year Annual Research Report
地方都市圏周辺部における市街化圧力増大に伴う新規用途地域指定に関する研究
Project/Area Number |
11650626
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Research Institution | Nagaoka University of Technology |
Principal Investigator |
中出 文平 長岡技術科学大学, 工学部, 助教授 (10172347)
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Keywords | 用途地域 / 農用地区域 / 都市計画区域 |
Research Abstract |
今年度は、新潟県を対象として、近年用途地域を決定している自治体の状況を探った。ここでは、西川町、川口町、吉田町、巻町、荒川町が昭和60年以降の用途地域指定であるため、5町を当面の対象とした。 (1)新潟県郡市計画課から協力を得て、ここ10年程度で新規に用途地域を決定している自治体に関して、以下の点をヒアリングするとともに関連する資料を借用し,詳細に検討する自治体を選ぶ資料とした。 1)用途地域を決定することになったきっかけ 2)決定当時の既成市街地(集落部分を含む)の土地利用現況 3)農業サイドとの調整の内容 4)用途地域決定以前の農業振興計画と以降の振興計画の相違 (2)(1)でのヒアリングおよび資料の検討から、当面の詳細検討自治体として、西川町、吉田町、巻町を取り上げることとした(市街化の状況などから)。 これら3町について、昭和55年、平成2年と現在の1/2500国土基本図を入手するとともに、各自治体へのヒアリングを行い、基礎統計を入手した。それをもとに、市街化の状況などを分析した。 また、用途地域指定以前の農振地域に関する図面と現在の農振地域の図面を入手し,比較分析した。 (3)次年度以隆の作業のために、47都道府県に「○○県の都市計画・資料編」といった種類の冊子の送付を依頼し、ほぼ全部の県から入手した。この分析から、来年度、新潟県の自治体と比較するべき自治体を決定する。
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